2019年08月09日

Vol.2454「責任の矢印はどこを向いているか?」


講演会や研修に参加すると、たまに、


「この講演を上司に受けてもらいたかった」

とか

「結局、上が変わってくれないと、組織は変わらないんだよね〜」


みたいな声を耳にします。



まあ、その人の気持ちも、

分からなくはありません。



ただ同時に、そういう発言は、

自分が変わらない、もしくは行動を変えないことの

言い訳になっている気もします。



つまり、

上司や自分以外の誰かのせいにして、

自己正当化しているのです。




このように、

責任の矢印が外にしか向かない人(=他責の人)は、

仕事においても、

成長は難しいでしょう。



自分から(自らに)矢印を向けない

のはもちろんのこと、


他人からの矢印が自分に向けられそうになったら、

「いえいえ、あちらですよ」とばかりに

その矢印を自分以外の誰かに向け、


再び矢印が自分に向けられそうになったら、

ひょいと身をかわして別の誰かに向ける(=誰かのせいにする)

ようなスタンスの人に、

仕事の能力が身に付くとは思えません。




おそらく、

自分に矢印を向けられない人は、

打たれ弱かったり、

プライドを傷つけられたくなかったり

するのでしょう。



とにかく、

矢印の向きをたくみに変えながら、

自分を守る傾向にあります。



とはいえ、実際のところ、

そういう責任回避的なやり方には限界があって、

しばらくの間は取り繕えたとしても、

やがてどこかで歪みが生じます。



例えば、それは、

「仕事の成果」だったり、

「人間関係」だったり。




したがって、やはり大事なのは、

その時は辛くても、


他人から向けられた矢印を受け入れる、

もしくは、自らに矢印を向ける癖をつけること


だと思います。



そういった自責のスタンスの人は、

失敗をも糧にして、着実に成長できるでしょうし、

社内においても、

周りから必要とされる「人財」になっていける

はずです。




まずは自分自身が行動を変えること。



自己変革こそが組織変革につながると、

信じています。



自戒を込めて・・


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【本日のまとめ】

■ 責任の矢印が外にしか向かない人(=他責の人)は、

  仕事においても、成長は難しい。

■ まずは自分自身が行動を変えること。

  自己変革こそが組織変革につながる。

posted by 安野 広明 at 23:14| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月08日

Vol.2453「リーダーは、“変身怪獣ザラガス”を目指しましょう(笑)」


経営者やリーダーに求められるもの

といえば、一般的には、

リーダーシップだったり、コミュニケーションだったり、

マネジメントだったり、コーチングだったり、

スピーチだったり。



かなり、幅広い能力を要するのは、

ご承知の通りです。



ただ私(安野)は、これらに加えて、

いや、もしかすると、

何より求められるのが、


「打たれ強さ」


だと考えています。



とりわけ、経営者は、

打たれ強く(=ある意味、神経が図太く)なければ、

やっていけません。



例えば、

ネガティブな会社の評判や印象

というのは、


あたかもマスコミが、

出来事や発言を断片的に切り取ってレッテルを貼り、ネタにする

のと同じように、


得てして、

真実とは異なる形で世の中に広まるもの。



その結果、場合によっては、

お客様や社員のご家族からも

厳しい目を向けられることがあります。



しかし、そこで、

真実やこちらの言い分を

直接相手に伝えることは難しく、


「事実は違うんだけど・・」


と思いながらも、

甘んじて受け入れざるを得ません。



正直、私のような

ガラスのハート(?)を持つ小心者にとっては、

かなりきついです(汗)。




とはいえ、

打てば打つほど鉄の強度が増して

強靭な日本刀が出来上がるのと同様、


人間の「打たれ強さ」というのも、

時間をかければ身に付くもの

だと感じています。



かくいう私自身、

まだまだではありますが、

少なくとも昔に比べれば、

ちょっとやそっとのことでは

それほど動じなくなりました。



裏返せば、それだけ、

様々な経験をさせてもらったということですが・・




そして、引き続き、

凹みそうになりながらも、

耐え続けることで、自らを鍛え、

ゆくゆくは、

ダメージを受ければ受けるほど進化する、

「変身怪獣ザラガス」(*)のように(笑)、


「打たれ強さ」を武器にできるリーダーを目指したい


と思った次第。


https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B6%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%82%B9


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【本日のまとめ】

■ ネガティブな会社の評判や印象というのは、

  得てして、真実とは異なる形で世の中に広まるもの。

■ 経営者やリーダーにとって

  何より求められるのが、

  「打たれ強さ」である。


posted by 安野 広明 at 22:33| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月07日

Vol.2452「戦略の誤りは、社員教育や社風ではカバーできない」


昨日の講座(*)でも話したのですが、

いくら立派なビジョンを掲げていようと、

いくら社員教育に力を入れていようと、

いくら社風が良かろうと、

努力の方向性が間違っていれば、

成果にはつながりません。


* ご参照下さい。
   ↓
Vol.2451「“人を大切にする経営実践講座”の第4講を開催しました!」
http://bplan.seesaa.net/archives/20190806-1.html



例えば、2000年頃、

デジタルカメラが一気に普及し、

写真フィルム市場は9割以上消滅する

と予測されていたにもかかわらず、

フィルム写真から抜け出せなかった米コダックは、

2012年に倒産しました。



商品・サービスが、時代に対応しなくなったからです。



そこに、

社員の努力は関係ないと思います。



つまり、

経営者が正しい方向(=努力の方向性)を示せたかどうかで、

すべてが決まるということ。



そしてこの、

商品・サービスを時代に対応させるために

必要なのが、「戦略」です。



したがって、経営者は、

「戦略」の勉強が不可欠

だと、確信しています。




世の中の仕事の49%が、

2035年までにAI(人工知能)化する

と言われる現在の外部環境は、

もしかすると、

フィルム写真はデジタルカメラに取って代わられる

と予測された2000年当時の状況に、

少し似ているのかもしれません。



手遅れになって、

社員さんを不幸にせぬよう、


戦略の誤りは、社員教育や社風ではカバーできない


ことを肝に銘じ、

時代の荒波の中、

どういう方向に舵を切っていくのかを、

真剣に考えたいものです。




・・ちなみに、私(安野)自身、

自社の経営計画書と向き合うことによって、

戦略についての思考を深掘りできている

という実感がございますので、

戦略を学び、方向性を定める際には、ぜひ、

経営計画書(*)をご活用いただければと。


http://annokaikei.com/plan


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【本日のまとめ】

■ 経営者が正しい方向性を示せたかどうかで、

  すべてが決まる。

■ 経営者は、「戦略」を勉強することが不可欠である。

■ 戦略の誤りは、社員教育や社風ではカバーできない

  ことを肝に銘じ、時代の荒波の中、

  どういう方向に舵を切っていくのかを、

  真剣に考えたいもの。



posted by 安野 広明 at 21:55| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする