2020年07月04日

Vol.2784「“人間資本主義”の時代において、永続企業を目指すために」


企業が保有する経営資源のうち、

商品・サービスの価値は、

時代やお客様のニーズの変化に伴って

変わります。



またお金の価値は、

インフレになれば下がるし、

不動産や株式の価値も、

市場価格によって上下するでしょう。



このように、

ほとんどの価値が変動する中で、

唯一、外部環境によって

変動しない経営資源があります。



それが、「人財」です。



したがって、

経営を行う上では、この、


人間の価値を高める努力


を怠ってはいけません。



常に学びの機会を設け、

専門性と同時に、人間性を磨く。



そうして人が育てば、

それはそのまま、

企業自体の成長につながります。



バブルが崩壊しようが、

コロナショックだろうが、

人間の価値(=人間資本)だけは

積み上がっていくのです。



この考えは、

資本主義でも社会主義でもない、

いわば、「人間資本主義」

と言えるかもしれません。




そしてそれらの

「人財」の中心に位置付けられるのが、

経営者自身の価値だと思っています。



「組織は、トップの器以上にならない」


の格言にある通り、

経営者が人財として成長することが、

他のメンバーにもよい影響をもたらし、

人間資本全体の価値形成

につながるのです。




・・ということで、

経営者としてまだまだ未熟な私(安野)は、

「人間資本主義」の時代において

永続企業を目指すために、

これからも精進して参ります!



何かのご参考までに。


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【本日のまとめ】

■ ほとんどの価値が変動する中で、

  唯一、外部環境によって

  変動しない経営資源が、「人財」である。

■ 「人財」の中心に位置付けられるのが、

  経営者自身の価値。

■ 経営者の成長なくして、組織の永続はあり得ない。

posted by 安野 広明 at 23:33| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月03日

Vol.2783「アドバイスをする側に求められる知行合一」


何かをアドバイスする時、

机上の空論で分かったようなことを言っているかどうかは、

往々にして

相手に見透かされるものです。



例えば、社員教育一つとっても、

確かに、市販の本を読めば、

それなりの知識は得られますし、

あるべき論をそれっぽく語ることもできる

でしょう。



しかし現実には、

社員1人1人は、切れば血の出る生身の人間であって、

モノでも機械でもありません。



「〇〇すれば、〇〇になる」

といった「正解」があるように思えて、

杓子定規にできないのが、

社員教育です。



したがって、実際のところは、

自身が社員や部下と

真剣に向き合っている人にしか語ることができない。



そういうものだと思います。



これを逆に言うと、

分かっている人からすれば、

相手のアドバイスが

上っ面だけの空理空論かどうかは、

一目瞭然ということです。




そして、(社員教育に限らず、)

何かを人にアドバイスする側が、

そのギャップに気付かないまま、

いつまでも知識や理論を振り回して

アドバイスした気になってしまうほど、

残念なものはない・・。



だからこそ、まずは


可能な範囲で自ら実践することが大事


だと考えています。



とりわけ、現在、

コロナショックによって

「どんな企業もトランスフォーメーションしなければならない」

と言われる中で、


「変化しましょう!」

とお客様に伝えている当の本人が、

自ら変化を実践しているのか?

は、とても重要でしょう。



変化には、必ず痛みが伴います。



言うのは簡単ですが、

実際に自らが変化の苦悩を体験している

のといないのとでは、

お客様への説得力は違ってくるはずです。



もちろん、

アドバイスの内容すべては

実践できないにしても、

自分にできる範囲で行動し、


「言っていること」と「やっていること」の重なる面積を

多少なりとも大きくすること(=知行合一)が、

アドバイスする側には求められるのではないでしょうか?



自戒を込めて、

そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 何かをアドバイスする際、

  自らが実践しているのといないのとでは、

  お客様への説得力は違ってくるはず。

■ 「言っていること」と「やっていること」の重なる面積を

  多少なりとも大きくすること(=知行合一)が、

  アドバイスする側には求められるのではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 21:14| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月02日

Vol.2782「ビジョンが絵に浮かぶような、コンセプトづくりを」


昨日は

第90回社内木鶏会(=『月刊致知』を用いた社内勉強会)を開催。



意識してませんでしたが、

気付けば、いつの間にか

90回に達しました。



こんな感じで、

第100回を迎えるのでしょうね。



・・積み重ねの力って、すごい(!)




今回の推薦記事の中で

特に印象に残ったのは、

プロ野球界史上最年少の35歳で

横浜DeNAベイスターズ初代球団社長に就任され、

慢性的に赤字だった球団を5年で黒字化した

という、

池田純氏のエピソード。



詳細は割愛しますが、同氏は、

「野球を見せてやる」

といった従来のスタンスを、

「野球場に楽しみに来てください」

に変え、


別に応援しなくてもいいし、ルールを知らなくてもいい、

野球をつまみにお酒を飲んで、

皆で騒いで楽しんでもらえばいいと思って、


「球場をでっかい居酒屋にする」


と掲げたそうです。



この発想の転換は、

本当にお見事ですし、

そのコンセプトをベースとして、

マーケティングやブランディングや

オリジナルの商品開発を行い、


「ベイスターズは面白い」

「横浜スタジアムはいつも楽しそうなイベントをやっている」


という「空気」を醸成させていき、

野球に関心のない人でも

その雰囲気を味わいたくて足を運んでくれる

ようになったのだとか。



結果として、

5年間で球団の総売上高を倍増させた

というのだから、驚きです。



やはり、

何かを大きく変えるためには、

発想の転換が不可欠ですし、

「でっかい居酒屋」

みたいな、

誰でも頭に絵が浮かぶ

分かりやすいイメージを掲げて共有すること

が重要だと、

今回の記事を読んで改めて思いました。




ちなみに、弊社でも、

いわゆる「会計事務所」というお堅いイメージ

を変えたくて、


「地域の縁側」

「情報発信基地」

「中小企業に火をともすチャッカマン」

「イベント屋(?)」


などと言い換えたりしてますが、

まだまだインパクトが弱い・・。



もっと、皆が

絵として頭に思い浮かべることができ、かつ、

ワクワクするようなコンセプトを、

現在、模索中です。



あと、もちろん、

ここでのイメージは、

自社のビジョンと紐付いている

必要があります。



つまり、

抽象的な言葉になりがちなビジョンを、

比喩や例えを用いることで、

誰にでもイメージしやすくして、

社内や世間への浸透を図っていく

ということ。



私(安野)自身、

来期の経営計画に向けて、

もう少しコンセプトを深めていきます。




・・コロナ禍によって、

大きく変化せざるを得ない状況において、

発想を転換するような

イメージづくり(=コンセプトづくり)

に取組んでみてはいかがでしょうか?



何かのご参考までに。


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【本日のまとめ】

■ 何かを大きく変えるためには、

  発想の転換が不可欠であり、

  そのためにも、

  誰でも頭に絵が浮かぶ

  分かりやすいイメージを掲げて共有することが重要。

■ 発想を転換するような

  イメージづくり(=コンセプトづくり)

  に取組んでみてはどうだろうか。

posted by 安野 広明 at 22:32| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする