2019年06月10日

Vol.2394「変化の力をあなどってはいけない」


先日、社員研修旅行で訪れた

潟с}サコウショウ様は、

宮城県石巻市にて、水産加工業を営んでいらっしゃいます。



創業が昭和9年という老舗企業で、

現在、代表をおつとめの佐々木孝寿社長は、

3代目になるそうです。



弊社でも行っている

社内木鶏会(=『月刊致知』を用いた社員研修)に

長年取り組んでおられ、

2014年に開催された社内木鶏全国大会では、

感動大賞を受賞されました。



佐々木社長曰く、

社内木鶏会の信条でもある

「美点凝視」(=相手の良い点を見る)をベースに、

まずは、石巻市で一番、

次に、宮城県で一番、

そしてゆくゆくは、日本で一番、


「ありがとうで溢れる会社を目指したい」


とのこと。



実際に、

ご対応下さった社員さんの明るい笑顔から、

社風の良さが伝わってきました。




そのヤマサコウショウ様では、8年前、

東日本大震災の津波被害によって工場が半壊。



製造停止状態となったため、

30名の社員を残して、

他の社員は一時解雇せざるを得なかったそうです。



それでも、半年後には、

牛タン入りつくね(*)などの新商品を開発され、

震災前にはほとんどやっていなかった

「消費者への直売」に挑戦するのですが、これが大ヒット。


http://www.yamasakousho.com/?pid=117164602



メイン事業である水産加工品製造販売の方も復活し、

現在では、パートや外国人実習生を含め、

140名体制になられました。



佐々木社長は、


「津波によって、何も無くなったから、思い切って挑戦できた」


と笑顔でおっしゃっていましたが、

ここに至るまでのご苦労は、

想像を絶するものがあったはずです・・。




そんな佐々木社長のご講話の中で、

特に印象に残ったのは、


「水の力をあなどってはいけない」


という言葉。



詳細は割愛しますが、


「まあ、ここまでは来ないだろう」


という油断が、時に、

生死を分けることを知りましたし、


近年のゲリラ豪雨を含め、

私自身や自社の防災意識を高める

きっかけにもなりました。



また、このことは、

防災のみならず、経営においても同じ

だと思います。



「AI(人工知能)の進化がどうとか言ってるけど、まあ、なんとかなるでしょ」


といった油断は、場合によって、

会社の命運を分けることすらあるでしょう。



決して、


「変化の力をあなどってはいけない」


のです。




ということで、

防災においても、経営においても、

「凍りつき症候群」(*)にならぬよう気を付けねば・・

と強烈に感じたので、

書き記した次第。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.2212「“凍りつき症候群”に陥らぬよう、経営計画書を用いて“バイアス”を打破せよ!」
http://bplan.seesaa.net/article/463150084.html



何かのご参考までに。


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【本日のまとめ】

■ 東日本大震災では、「まあ、ここまでは来ないだろう」

  という油断が、生死を分けることにつながった。

■ 経営においても、「まあ、大丈夫だろう」

  といった油断は、場合によって、

  会社の命運を分けることすらある。

■ 変化の力をあなどってはいけない。


posted by 安野 広明 at 21:38| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

Vol.2393「過去を尊重し、未来を創造していく」


昨日までの3日間、

社員研修旅行で宮城県を訪れました。



私(安野)は、

せっかくお金と時間をかけて行くのなら、

「ただの観光地巡りではなく、

 何かしら学びの要素を取り入れたい」

という欲張りな性格でして(笑)、

今回は、2日目の午後に、

東日本大震災の被災地を数ヶ所と、

個人的に懇意にさせていただいている石巻市の

ヤマサコウショウ様へ訪問。



佐々木社長からの生々しい体験談を含め、

本当に心に残る時間となりました。



弊社の社員さんも、

それぞれに感じたものがあった

と思います。



佐々木社長、ヤマサコウショウの皆様、

ありがとうございました!



ちなみに、

ヤマサコウショウ様の牛タンつくねは、

『しゃべくり007』というTV番組でも取り上げられ、

大ヒット中。



それ以外にも、笹かまをはじめ、

絶品ばかりですので、

ぜひ、ネットでお買い求め下さい!


http://www.yamasakousho.com/


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「今日、誰かが木陰で休むことができるのは、

 遠い昔に誰かが木を植えてくれたからだ」


とは、

世界的投資家として有名な

ウォーレン・バフェット氏の言葉です。



ともすると、われわれは、

いまを当たり前に過ごせていることが、

ご先祖のお陰であったり、

先代のお陰であったり、

過去に基盤を築いて下さった方々のお陰

だということを忘れてしまいがち。



とりわけ、私のような2代目経営者は、

創業者が(物理的・精神的に)残してくれたものを

しっかりと受け継がねばなりませんし、


当時を知らない新入社員には、

創業精神を教育する必要がある

と思っています。



ちなみに、

弊社の経営理念の中に

先代の頃からの言葉を残しているのは、

これから先も、

会社として歩んできた歴史を尊重したい

という意識の現われです。



そうやって、

過去を否定したり、分断するのではなく、

過去・現在・未来を繋ぎ合わせながら、

新たな未来を創造していくことが、

経営者に限らず、

いまを生きるわれわれにとって

大切ではないでしょうか。



そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 過去・現在・未来を繋ぎ合わせながら、

  新たな未来を創造していくことが、

  大切ではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 20:55| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

Vol.2392「経営理念は、暗闇に射す一筋の光」


iphoneが発売されたのは、約10年前。



改めて振り返ると、この10年間で、

世の中は大きく変わりました。



スマホ1つで通話できるのはもちろんのこと、

調べたいことがあればいつでもネット検索できるし、

音楽が聴けるし、映画も観れるし、買い物もできるし、

ゲームもできるし、写真や動画の撮影もできる。



こんなに便利なツールを

個人で所有できるなんて、

10年前には想像できなかったと思います。



結果として、

あらゆる業種のビジネスモデルに

多大な影響を与えているのは、

ご承知の通りです。



それだけ時代は、


ゆっくりと、しかし、日々確実に変化している


ということでしょう。




そして、これから先、

時代がどう変わって行くのか、

ある程度は予測できたとしても、

実際、5〜10年先にどうなっているのかなんて、

誰にも分からないと思います。



私(安野)自身、

5年先まで事業計画を作っていますが、

ぶっちゃけ、どうなるかは分かりません(汗)。



分からないのに、作ることに意味があるのか?

と思われるかもしれませんね。



しかし、個人的には、

分からないからこそ、

恐れや不安ばかり抱くのではなく、


ワクワクするような明るく楽しい未来


をイメージすることが大切

だと考えています。



自社としての理想像をかかげ、

未来を創造していくのです。



もしも、傍からは

「きれいごと」に見えたとしても、

本気で理想を目指す。



とりわけ、時代の先行きが不透明な中、

それこそが経営者として最も重要な役割

ではないでしょうか。




理想なき経営では、

時代の流れに翻弄されます。



暗闇に射す一筋の光のような、

自社の理念やビジョンを

明確にしておきたいものです。


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【本日のまとめ】

■ 時代は、ゆっくりと、

  しかし、日々確実に変化している。

■ 時代の先行きが分からないからこそ、

  ワクワクするような明るく楽しい未来

  をイメージすることが大切ではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 20:19| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする