2019年11月11日

Vol.2548「“1ミリの穴でもダムは崩れる”という教え」


「千丈の堤も蟻の一穴から」


という諺の通り、

ほんのわずかな油断から、

大きな失敗につながることがあります。



組織もこれと同じで、

「このくらいはいいだろう」

と思って1人がとった行動が、

全体の不調和や気の緩みを生み出し、

組織としての規律が一気に崩壊してしまう

なんてことになりかねません。



たった1ミリの穴でも、

ダムは崩れるのです。



おそらく、

何をやっても中途半端に終わる組織

というのは、この、

「たった1ミリ」を見て見ぬふりをしたり、

暗黙の了解で認めてしまっている

のだと思います。



とりわけ、

経営者やリーダーなど、

上の立場に位置付けられている人ほど、

気を付けなければならないでしょう。



なぜなら、

周りの人たちからその言動を注目される上に、

もしも、

言っていることとやっていることに食い違いがあれば、

「上司もやっているからいいだろう」

となるから。



だからこそ、リーダーは、

自律心や克己心を鍛えなければならない

のです。




ただ、決して、

1ミリの油断やミスも許さない、

ガチガチの組織を目指す

という意味ではありません。



むしろ、個人的には、

本人の主体性によって動ける、

自由な組織の方が望ましいと思っています。



つまり、ここでいう「自由」の定義が、

組織として最低限のルールは守った上での自由

だと言いたいのです。



したがって、

組織全体のために取り決めたルールを守らずに、

自由なふるまいをしている人(=自分勝手な人)

は注意すべきだし、


ルールを守った上で、

独自の工夫を取り入れている人には、

その個性をさらに発揮できるようサポートする

のが、

マネジメントだと考えています。




・・まあ、とりえあえず、

経営者である私(安野)自身が、

社内ルールを守れているのか、

自分の胸に手を当ててみる必要がありそう(汗)。



「千丈の堤も蟻の一穴から」

「1ミリの穴でもダムは崩れる」


という教えを忘れないように、

心がけたいものです。


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【本日のまとめ】

■ 「このくらいはいいだろう」

  と思って1人がとった行動が、

  全体の不調和や気の緩みを生み出し、

  組織しての規律が一気に崩壊してしまう。

■ 「千丈の堤も蟻の一穴から」

  「1ミリの穴でもダムは崩れる」

  の教えを忘れないように、

  心がけたいもの。


posted by 安野 広明 at 23:36| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月10日

Vol.2547「“人を大切にする経営実践講座”のご感想をいただきました 6」


昨日は、

とある会社の経営陣向けに、

経営計画作成集中講座(*)を開催。


http://annokaikei.com/plan/lectures



10時間、ほぼぶっ通しで、

経営計画書の骨格を作成しました。



お役に立てたなら幸いです!


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話は変わりまして、先月終了した、

「人を大切にする経営実践講座」(*)

の参加者より、

ご感想をいただきました。


http://annokaikei.com/wp-content/uploads/kaikeijissen_20190513.pdf



以下にご紹介します。


(ここから)
  ↓
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昨年に引き続いて参加をしました。


今回のテーマが「支援型リーダーシップ」と「対話」

ということで、

昨年以上に人本経営を実践するための手法を

より具体的に学ぶことができたと感じています。


また、ベンチマークツアーも今回は2回企画(四国、大阪)され、

四国ツアーは日程の関係で残念ながら不参加となりましたが、

大阪ツアーには参加をし、

人本経営を高いレベルで実践されている会社を4社も

視察することができました。


特に、ヘッズさんのベンチマークが印象に残っています。


朝礼から参加をさせていただき、

風土づくりのための朝礼の重要性を再認識すること

ができました。


また、職場見学、あるいは社員の方との対話を通じて、

みんながいきいきと働き、

メンバーはもちろんのこと、ステークスホルダーを大切にし、

働く幸せが満ちている空気感を肌で感じることができました。


こういった職場をつくりたい。


今回のベンチマークツアーを通じて

高い基準を持つ機会をいただきました。


会社にはそれぞれ制度や仕組みがありますが、

それを実際に現場で運用し、

メンバーがやりがいと生きがいを持って働く風土をつくっていくのは

リーダーの役割です。


リーダー自らが日進月歩で成長をし、

人が育つ環境を整えていく。


そのための具体的な手法を

今回の講義を通じて学ぶことができました。


先ずは真似ることからと思い、

対話、習慣化など日々実践しているところです。


現実は上手くいかないことも多々ありますが、

その情報を小林先生、安野先生をはじめ、

共に受講した異業種のみなさんと共有できたこと、

アドバイスをいただけたことも貴重な経験でした。


次回の講義もぜひ参加したいと思います。


ありがとうございました。


(山陰パナソニック株式会社 益田営業所所長 堤敏典 様)

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  ↑
(ここまで)



堤様、長文のご感想をありがとうございます!



お書き下さったように、

地方にいたままでは見つかりにくい、

「高い基準」が手に入ることが、

この講座の価値の1つだと考えています。



お互い、これからも、

切磋琢磨して参りましょう!



・・本日は、ご紹介ということで。


posted by 安野 広明 at 21:40| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

Vol.2546「日々生じる問題や課題に、どう向き合うか?」


組織のマネジメントを行う中で、

これで完璧ということはあり得ません。



もちろん、経営者としては、


「毎日、すべての社員がやりがいを持って生き生きと働き、

 すべてのお客様に喜んでいただき、

 地域から、無くてはならない存在と一目置かれる・・」


みたいな、

理想のイメージは抱いています。



しかし、実際には、

大なり小なり、

日々、何かしら問題が起きるもので・・。



おそらく、

外からは「理想的」と評され、

メディアで取り上げられるような会社であったとしても、

少なからず、課題を抱えているのが現実でしょう。



対社員にしろ、対顧客にしろ、

人と人とが関わり合うのだから、

何も問題が無い方がおかしいのです。



したがって、個人的には、

会社で毎日のように課題が生じても、


「そういうものだ」


と思うようにしています。



過度に期待すると、

その都度落ち込んで疲れますし(汗)。




そして、その上で、

「どんなことが起きても、起きたことを楽しもう」

とか

「すべてを自分の将来の糧にしよう」

と、予め決めておくことが大切

だと考えています。



「何かいいことが起こらないかな〜」


ではなく、


「起きることと向き合い、

 一見するとマイナスなことも、次につなげていく」


と心に定める。



長い目で見れば、

そういった心的態度こそが

その人の魅力となり、

また、

そういう人が集まった、

自然治癒力(*)の高い組織こそが、

本当の意味で「社風のよい組織」と言える

のではないでしょうか。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.2413「いい会社には、”自然治癒力”が働いている」
http://bplan.seesaa.net/article/467573448.html



問題の起きない組織なんて

無いのですから・・。


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【本日のまとめ】

■ 対社員にしろ、対顧客にしろ、

  人と人とが関わり合うのだから、

  日々、何も問題が無い方がおかしい。

■ 「起きることと向き合い、

  一見するとマイナスなことも、次につなげていく」

  という心的態度こそが重要

  ではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 22:06| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする