2017年08月14日

Vol.1729「“やりがいのある職場”は机上の空論か?」


「働き方改革」の影響かどうか知りませんが、


「仕事に“やりがい”とか“自己成長”とか“楽しさ”を求めるのは時代遅れ」


といった論調の本を、たまに見かけます。



「そんなのいいから、プライベートの時間をくれ」


みたいな。



確かに、周囲の人を見ていると、

そういった考え方や価値観の方が増えてきている

のは事実です。



また、

長時間労働でプライベートの時間がとれないのであれば、

会社として、

継続的に是正していく必要はあるでしょう。



ただ、そうやって、


仕事は給料を貰うための手段、

プライベートさえ充実していればそれでよし


と、両者を完全に切り分けるのは、

いかがなものかと思ってしまいます。




例えば、私(安野)は、

サラリーマン時代に1度、転職しました。



その理由は、給料が下がってもよいので、

仕事に「やりがい」を求めたかったから、

もっと言えば、

お客様から(直接的に)喜ばれる仕事をしたかったから

です。



結果として、転職後は、

新しい経験だらけで

かなり負荷はかかったものの、以前に比べて

自分の成長を感じられ、

充実した日々を送ることができました。

(その後、予期せずして益田に戻ることにはなりましたが)



あの頃の、

厳しくもやりがいのある経験がなければ、

いまの自分は無いと

確信を持っております。




そういった過去があるからこそ、


「仕事に“やりがい”とかいらない」


とは全く思わないし、


現在の、経営者という立場からしても、

社員さんには「やりがい」を持って働いていただきたい

と願っています。



そして、その際、

会社としての価値観(理念やビジョン)に共感・共鳴し、

皆がそこに「やりがい」を感じながら

働けるのが理想的。



そのために、新人の採用時には、

当社の考え方や価値観を明確に伝え、

それを了承いただいた上で

入社してもらっているはず(!?)なんですけどね・・




とはいえ、

経営者側からの一方的な「やりがい」の押し付け

になってはいけないな〜

とも思っています。



先にも述べたように、

価値観は人それぞれ異なりますので。



したがって、

「やりがい」を感じながら働くには、


経営者側と社員側の双方の努力が必要不可欠


でしょう。




昨日のエントリ(*)ではありませんが、

経営者側は、

社員さんをよく観察し、相手の気持ちに寄り添い、

時に感謝の言葉をかけたり、努力を評価に反映させたり、

お客様の声を社内で共有したりして、


1人1人のモチベーションを高め、

「やりがい」を感じられるよう、

努めなければなりません。



*ご参照下さい。
   ↓
Vol.1728「リーダーは、ボスザルに学ぶべし」
http://bplan.seesaa.net/archives/20170813-1.html



一方、

社員さんの側としても、

「やりがい」は誰かから与えられるもの

ではなく、

自らの経験を通して

主体的に感じるものであることを理解し、


やったことのない仕事、負荷のかかる仕事にも、

自分なりに挑戦していく努力は必要です。




そういったお互いの努力が実を結べば、


「やりがいを感じられる職場」


を実現できるのではないか、

と考えています。



「やりがいのある職場」

は、

机上の空論ではないはずです。


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【本日のまとめ】

■ 「仕事に“やりがい”とか“自己成長”とか“楽しさ”を求めるのは時代遅れ」

  的な主張が増えてきている(!?)

■ 経営者側と社員側、お互いの努力が実を結べば、

  「やりがいを感じられる職場」

  を実現できるのではないだろうか。










posted by 安野 広明 at 20:24| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

Vol.1728「リーダーは、ボスザルに学ぶべし」


先日、

とある動物園を訪れた時のこと、

ニホンザルのコーナーで、

若いガイドさんが色々と教えて下さいました。



中でも興味深かったのは、


ボスザルにもタイプがある


という話し。



腕力だけでのし上がったボスザルは、

リーダーでいられるのは一時的

なのに対し、


仲間の猿の毛づくろいをしたり、

周囲への配慮ができるボスザルは、

長期的にリーダーの座にいられる

のだとか。



そして

この「ボスザル理論」(と勝手に名付けました)は、

人間社会にもそのまま当てはまります。




リーダーとして認められる理由が

「能力」だけだとすると、

いまのリーダー以上に力のある者が現われれば、

あっという間にその人の立場は無くなってしまうでしょう。



しかし、

人間も猿も(?)、感情の生き物です。



時には相手を思いやったり、

人情味溢れるところを見せ、


能力以外の部分においても

周りから認められ、

人間的に尊敬されているリーダーは、


その組織においてなくてはならない存在


となり、

仮に能力においては他に劣ったとしても、


組織を1つにまとめるために必要とされ続ける


のだと思います。




・・私(安野)の場合、

約7年前に経営者という立場になったものの、

能力面でも人間性の面でも

リーダーとしてまだまだ未熟ですので、


これからも経営者として長く活躍できるよう、

両方の側面を磨いて参ります!




猿山のボスザルから、

リーダーはどうあるべきかについて

学ぶことができました(笑)。



本日は、備忘録を兼ねて。


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【本日のまとめ】

■ 「ボスザル理論」によると、強いだけがリーダーではない。

■ 時には相手を思いやったり、

  人情味溢れるところを見せ、

  能力以外の部分においても周りから認められ、

  人間的に尊敬されているリーダーは、

  組織を1つにまとめるために必要とされ続けるはず。










posted by 安野 広明 at 09:36| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

Vol.1727「マイナスループから抜け出すべく、まずは小さな行動を!」


昨日は、


「心の起動」の早さが仕事の成果にもつながる


という内容を書かせていただきました。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.1726「“心の起動”を早めるという発想」
http://bplan.seesaa.net/archives/20170811-1.html



今日はその続きです。




私(安野)の経験上、

人は基本的に、同じパターンを繰り返します。



例えば、仕事を


前倒しでやる人は、コンスタントに前倒しするし、

ギリギリでやる人は、コンスタントにギリギリだし、

先延ばしにする人は、コンスタントに(?)先延ばしにする


のです。



そして、

「ギリギリ」や「先延ばし」といった

マイナスのループ(循環)にハマっている人は、


そのままでよいかというと、

そんなことはありません。



「心の起動」を早め、

「前倒し」で仕事に取りかかり、

ミスや漏れをなくし、できることを増やし、

お客様に喜ばれた方が、

間違いなく仕事は楽しいはず

だからです。



したがって、

いつも「ギリギリ」もしくは「先延ばし」傾向

にある人は、


小さくてもよいので行動を変える、


これしかないと思います。



そうすることで、少しずつ、

「前倒し」のスピード感に慣れる

のです。



自動車でもそうですが、

免許取立ての頃は、

公道を制限速度で走るのが精一杯

だった人も、


徐々にスピードに慣れてくると、

やがてスピードを出すのが楽しくなってくるもの

ですよね。



そんな感じで、

一度、「前倒し」のスピード感に慣れてしまえば、

苦ではなくなるはず。



まあ、車の場合は

スピード出し過ぎはダメですが(汗)、

仕事の習慣という意味では、

そういう感覚に慣れることが大事

ではないでしょうか。




ほんの少しの行動の変化が、

長い目で見れば、

仕事の成果、ひいては、

その人の人生をも変え得るのです。


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【本日のまとめ】

■ 人は基本的に、同じパターンを繰り返す。

  マイナスのループ(循環)にハマっている人は、

  同じことを繰り返すもの。

■ いつも「ギリギリ」もしくは「先延ばし」傾向

  にある人は、

  小さくてもよいので行動を変える、

  これしかない。

■ ほんの少しの行動の変化が、

  長い目で見れば、

  仕事の成果、ひいては、その人の人生をも変え得る。









posted by 安野 広明 at 15:04| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする