2025年04月25日

Vol.4540「成果のヒントは常に組織の外部にある」


以前読んだ本の中に、


「まずいラーメン屋ほど、

 他のラーメン屋にラーメンを食べに行かない」


とありました。



ちょっときつい表現

ではありますが、

本質をついていると思います。



繁盛しているラーメン屋があれば、

時間のやり繰りをしてでも

食べに行き、


なぜそのお店がお客に選ばれているのか?


を体感する。



そして自分の店と比較しながら、


何が違うのか?

何か1つでも取り入れられないか?


と試行錯誤を繰り返す。



これは

ラーメン屋に限った話ではなく、

商売をする上でとても重要な営みです。



つまり

自分視点に凝り固まらぬよう、

外に出て、成功している同業から学ぶ

ということ。



一番良いのは、

自らがお客として利用することでしょう。



B to B の商売の場合、

見学や視察を受け入れていない

ところもありますが、

それでも

コンサル会社が企画する視察ツアーなど、

全国を探せば見つかるはずです。



かくいう私(安野)自身、この15年で、

個別アプローチもしくはツアー参加によって、

全国各地の成功している会計事務所を

ざっと50か所は訪問しました。



商圏が異なると、皆さん

包み隠さずにノウハウを教えて下さるので、

本当にありがたい限りです。




「成果は常に組織の外部にある」



これはマネジメントの父と呼ばれた

ドラッカーの言葉で、

企業の成果は顧客の満足であり、

顧客は常に組織の外側にいる存在

だということを意味します。



そして個人的には、

その顧客の満足を生み出すためのヒントが

同業他社にあるとすれば、


「成果のヒントは常に組織の外部にある」


と言えるのではないか。



そのように考えています。




いずれにしても、

経営者が内部ばかりを見て

外を見なくなると、

いつの間にか味が落ちて

お客から選ばれなくなったラーメン屋

のようになるかもしれません。



顧客の満足(or 幸せ)と社員の幸せ

とのバランスを図りつつ、

組織が成長・発展していく道を

見出したいものです。



ということで、私は来月も、

同業他社の視察ツアーに参加します ^^


***********************


【本日のまとめ】

■ 自分視点に凝り固まらぬよう、

  外に出て、成功している同業から学ぶ姿勢

  が重要ではないだろうか。

■ 経営者が内部ばかりを見て

  外を見なくなると、

  いつの間にか味が落ちて

  お客から選ばれなくなったラーメン屋

  のようになるかもしれない!?



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posted by 安野 広明 at 21:50| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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