2023年08月30日
Vol.3936「人生の俵を割らぬよう、粘り腰で勝負を!」
ご存知の通り、
四股(=しこ)と言えば、
下半身の筋力を強化するための
相撲稽古の1つです。
具体的には、
膝を曲げ、体を落とし、片足を持ち上げて、
地面に力強く下ろすといった動作を
繰り返します。
相撲の力士は、
毎日四股を踏むことで、
粘り強く、容易に崩れない腰を
鍛え上げているのです。
最近では、一般人が
自宅で簡単にできる
体幹トレーニングとしても、
人気があるみたいですね。
そういえば、ひと昔前に、
本木雅弘主演の『シコふんじゃった』
という映画がありました。
タイトルが
ピアノ曲の「猫ふんじゃった」みたいで
妙にインパクトがあったので、
いまだに記憶しています・・。
それはさておき(!?)、
人生においても、
粘り強さは不可欠です。
いやむしろ、
過去のブログ(*)に書いた通り、
私のような凡人にできるのは、
それしかないと考えています。
* ご参照下さい。
↓
Vol.2715「凡人にとっては、“粘り強さ”こそが拠り所」
http://bplan.seesaa.net/article/474774765.html
そして、
人生の「粘り腰」を身に付けるためには、やはり、
毎日四股を踏むことでしょう ^^
ここでいう四股とは、
自分の中で毎日やると決めたことを実践する、
ただそれだけ。
以前、「てこの原理」の支点の話
を書きましたが、
支点をカチッと固定するイメージです。
* ご参照下さい。
↓
Vol.286「支点を固定してレバレッジを効かせる」
http://bplan.seesaa.net/article/373784149.html
とはいえ、そうやって日々、
四股を踏んでいたとしても、
すぐに成果が得られる訳ではありません。
相撲の世界には、
「3年先の稽古」
という言葉があるそうで、
どんなに強い力士でも、
長い下積み時代を経験している
のと同じように、
凡人が、人生という土俵で
俵(たわら)を割らない(=土俵の外に出ない)ように踏ん張って、
粘り腰で勝利を収めるまでには、
それなりの年月を要すると
見積もっておくべきだと思います。
ちなみに
相撲の番付は、下から
序の口、序二段、三段目、幕下、幕内(十両→前頭→小結→関脇→大関→横綱)
となっていますが、
現在の私は、
「四股踏み番付」(?)で言えば
序二段と三段目の間くらいでしょうか。
人生の幕内力士になるまでは、
まだまだ先が長そうです(笑)。
・・ということで、
3年先をイメージしながら、
それぞれの四股を踏み続けたいもの。
そんなことを考えました。
************************
【本日のまとめ】
■ 人生において、粘り強さは不可欠である。
■ 人生の「粘り腰」を身に付けるためには、
毎日四股を踏むかのごとく、
自分の中で毎日やると決めたことを実践すること。
■ 3年先をイメージしながら、
それぞれの四股を踏み続けたいもの。
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