2023年07月03日

Vol.3878「“社内木鶏会”のすすめ」


本日は、

第133回社内木鶏会(=『致知』を用いた社内研修)でした。



たまに、


「社内木鶏会って、どんなことをやってるの?」


と聞かれるため、

以下で簡単に解説します。




木鶏会が始まると、まずは

月刊『致知』(*)にある「特集記事」の読み合わせ

を行います。


(代表して2名が読み上げる)


https://www.chichi.co.jp/info/



その後、推薦記事の中から1つ選び、

予め記入した感想文を、

4人1組でグループをつくって

1人ずつ発表します。



ちなみに、

今回私(安野)が書いた感想はこちら。


(ここから)
  ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


記事「人間学の学びが子供たちに与えるもの」



(中村学園女子高校剣道部監督の)岩城氏は、


「挨拶など基本が雑になった時に必ずミスをする」


とおっしゃっています。


これは仕事でも同じで、

当たり前のことが当たり前にできなくなった会社は、

足元から崩れていきます。


よい社風を醸成し、チームで成果を出せる会社になるためには、

まずは当たり前のレベルを上げることがベースになる

と感じました。



また、


「小さなことを毎日やり続けることが、

 絶対にぶれない自信に繋がる」


という点も、

そのまま仕事に当てはまります。


自分との小さな約束を守れるかどうか?


やったりやらなかったりだと、

いつまで経っても中途半端なままです。


自分に軸を持ち、

自信を持った仕事ぶりで相手を安心させるためにも、

「継続」にこだわりたいと思います。



さらに

(箕面自由学園高校チアリーダー部監督の)野田氏によると、

学内木鶏会を始めたことで、


「ピンチになった時に子供たちから出てくる言葉が変わった」


とのことです。


自分の中にどういう言葉を持っているかで、

人生は変わります。


私自身、

せっかく致知等の本を通じて出会った言葉をその場限りにせず、

自分のものにできるよう、

工夫改善しようと思いました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  ↑
(ここまで)



文字量はもっと長くても短くても構いません。



そのまま読み上げた上で、

他のグループメンバーから

コメントをもらいます。



その際のポイントは、

「美点凝視」

に徹すること。



相手の意見を批判したり

間違いを指摘するのはNGです。



ひとしきり発表とコメントが終わったら、

あとは自由な意見交換。



ここが一番盛り上がります ^^



意見交換終了後は、

各グループで決めたリーダー

によるリーダー発表。



グループでどんな話が出たのかを、

1分にまとめてアウトプットします。



さらにその後、

各グループから1名ずつ、


「この感想文は皆に聞いてもらいたい」


と思う人をリーダーが選出し、

その人に読み上げてもらいます。



それが終わったら、

最後は、社長総括。



私(安野)が

木鶏会での意見交換や『致知』の記事を読んで

感じたことを自由に話します。




ここまでで約1時間です。



月1回なので、

さほど負担感はありません。



導入のハードルになるとすれば、

『致知』の推薦記事を事前に読んで

感想文を書かねばならない

というところでしょうか。



大人になって読書感想文を書かされるとか、

面倒臭いですし(笑)。



しかし実際には、そこで

読書(=インプット)と感想文(=アウトプット)とが

強制されるからこそ、

よい循環が生まれます。



しかも

用いる教材は『致知』という良書ですので、

そこに不純物が混じることなく、

繰り返すほどに

学びが染み入るはず。



人によっては、

いくら木鶏会をやっても

ザルで水をすくうかの如く

学びがこぼれ落ちて(=忘れて)しまい、

自分の中に残っていない

と感じるようですが、


そんなことはなくて、

インプットとアウトプットの循環の中で

砂金のように残っているものです。



そしてそれらの砂金(=学び)は、

主体的に行動し、現場で実践している限り、

どこかのタイミングで再び見つかったり、

もしくは形を変えて現れ、


「そういうことだったのか!」


と腹落ちする瞬間がくるでしょう。



私自身、

木鶏会を10年以上続けている中で、

何度もそのような経験をしてきました。



もちろんこれは、

人間的な成長にもつながります。



したがって、できることなら

社内木鶏会を取り入れた方がよい

というのが、私の考えです。




もしもご興味のある方は、

まずは弊社の木鶏会を

見学にお越し下さいませ。



過去には、見学後に木鶏会を導入され、

既に100回を超えている会社もいらっしゃいます。



*見学のお申し込みはこちらから(無料)
 http://annokaikei.com/contact





せっかくなので本日は、

社内木鶏会の流れについて書き記しました。



ご参考までに。




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posted by 安野 広明 at 23:08| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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