2021年04月04日

Vol.3058「最後の最後まで、地域の灯になるのが企業の役割」


「例え地域が衰退したとしても、

 地域の灯(ともしび)であり続ける」



これは以前、弊社の特別講演会でも

講師をおつとめいただいた(*)

SYワークスの佐藤芳直先生の言葉で、

私(安野)自身、大きな目標としています。


http://annokaikei.com/lecture/29-2




当然ですが、どんな時代にも、

どんな産業にも、どんな地域にも、

必ず、盛衰というものはあります。



明治・大正・昭和と栄えた

福岡県の筑豊炭田などは、

分かりやすい例でしょう。



財閥企業や大手企業が進出し、

一時期は日本の石炭の半分以上を

掘っていましたが、

1960年代の「エネルギー革命」により、

エネルギー源の主流が石炭から石油へと移行。



急速に衰退し、

1976年にはすべての炭鉱が

閉山しました。



閉山後は、失業者で溢れ、

人口流出が一気に進んだそうです。



さらに古くは、

島根県の石見銀山(*)なんかもそう。


https://ginzan.city.ohda.lg.jp/



戦国時代後期から江戸時代前期にかけて、

日本最大の銀山でした。



一説によると、最盛期には、

銀山周辺に20万近い人が住んでいた

というから驚きです。



しかし、やがて資源が枯渇し、

こちらも人口流出が一気に進みました。

(現在の大森町の人口は約400人)



また、

過去ではなく未来に目を向ければ、

世界的に広まっている脱炭素の流れも、

長期的な視点で見ると、

自動車産業をはじめとする

多くの産業や地域において、

衰退をもたらすのでしょうね。



このように、産業(や地域)の盛衰は

避けて通れないのです。




加えて、地方の場合には、

高齢化による人口の自然減もございます。



かつてベストセラーになった

『地方消滅』(増田寛也 著)

という本の中には、

各自治体の2040年時点の推計人口が

公表されていますが、その統計データでは、

896自治体が「消滅可能性都市」に当たる

とあり、世間に衝撃を与えました。


(ちなみに、わが益田市もその1つ 汗)



個人的には、

そのデータ通りになるならないは別としても、

この大きな流れ自体は止めることができない

と考えています。



ただ、だからといって、

悲観ばかりしている訳ではありません。



ここで登場するのが、

冒頭に掲げた、佐藤芳直先生の言葉。



どんなに地域が衰退しようとも、

消滅可能性都市であろうとも(!)、

そこから逃げずに、最後の最後まで

地域の灯であり続けるのが、

企業の役割なのです。



そのように解釈すれば、ますます、

使命感を持って仕事をせねば

という気にもなります。



また、そのために、

自分たちが変化し続けることで

事業を継続させなければならない

のは、言うまでもありません。




地域の方々から、


「この地域にビジネスプランがいてくれて良かった」


と思っていただけるよう、

これからも精進して参る所存です。



何かのご参考までに。


************************


【本日のまとめ】

■ どんな時代にも、どんな産業にも、どんな地域にも、

  必ず、盛衰というものはある。

■ どんなに地域が衰退しようとも、

  そこから逃げずに、最後の最後まで

  地域の灯であり続けるのが、

  企業の役割ではないだろうか。


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posted by 安野 広明 at 20:56| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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