2020年06月29日

Vol.2779「“想定外”を言い訳にしない、無酸素登山家からの学び」


8千メートル級の山には

デスゾーン(死の世界)があって、

酸素量は平地の3分の1にまで減り、

少し体を動かすだけでも苦しく、

意識は常に朦朧とした状態が続くそうです。



そんな山々を、なんと

酸素ボンベをつけずに踏破してきたのが、

無酸素登山家の小西浩文氏。



これまでに10回以上、

雪崩などによって

死に直面してきたという同氏は、


「すべての事象には必ず何らかの前触れがある」


とおっしゃいます。



それは多くの場合、

微かな兆しのようなもので、人によっては、

気付かずに終わってしまうことがある

とのこと。



その兆しをキャッチできるかどうかが、

危機管理の上ではとても重要

なのだそうです。




また最近は、

よく「想定外」という言葉が使われますが、

危機の9割は予見できることを考えれば、

「想定外」は甘えに他ならない

ともおっしゃっています。



そして、この想定外の事態を避ける方法が、


自分の想像力をフルに働かせ、常に最悪の事態を想定し、事前に手を打つこと


です。



実際、小西氏は、

登山に限らず、講演先に向かう時などでも、

事故で電車が止まってしまった場合、

どの駅でタクシーに乗り換えれば飛行機の搭乗時刻までに空港に到着できるか、

人が殺到してタクシーに乗れない時はどうするかなど、

あらゆるシミュレーションを描くそうでして、


「想定外」を言い訳にしない


という、強い意思が伝わってきます・・。




もちろん、以上のことはすべて、

ビジネスに置き換えることもできます。



「小西氏のように」とはいきませんが、

私(安野)自身、経営者として、

「想定外」を言い訳にせぬよう、

平時の準備をしっかり行っていこうと

意を新たにした次第。



本日は、備忘録ということで。


* 『月刊致知2020年7月号』参照


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【本日のまとめ】

■ すべての事象には必ず何らかの前触れがある。

■ 「想定外」は甘えに他ならない。

■ 想定外の事態を避ける方法は、

  自分の想像力をフルに働かせ、常に最悪の事態を想定し、事前に手を打つこと。

posted by 安野 広明 at 23:14| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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