2020年02月10日

Vol.2639「中小企業の強みである“社員の意識”を発揮するために」


以前、ご講演を拝聴した(*)、

日本レーザーの近藤宣之会長は、


中小企業の強みは「社員の意識にある」


とおっしゃっています。


* ご参照下さい。
  ↓
Vol.2244「日本レーザー、近藤会長からの学び」
http://bplan.seesaa.net/article/463615299.html



具体的には、


1.圧倒的な当事者意識、

2.健全な危機意識、

3.ステークホルダーとの仲間意識


の3つです。



1つ目の当事者意識は、

「会社がどうなろうが関係ない」

といった無関心と対極にある、

「この会社は私の会社だ」

「このサービスは私が誇りを持って提供する」

という気持ちのこと。



2つ目の危機意識は、

現状に立ち止まっていたら

会社が潰れるかもしれないという怖れ。



3つ目の仲間意識とは、

同僚、上司、取引先、顧客などと

共に生きていくという意識です。



「3つの意識を強く持てるのは、中小企業だけ」


と、近藤会長は強調しています。



バブル崩壊後、

債務超過で倒産寸前だった同社を再建され、

現在では、

無借金経営で24期連続黒字を達成している

近藤会長の言葉には、説得力がありますね。




ただ、多くの経営者からすれば、


「社員の意識が育たないから困っている・・」


というのが本音でしょう(笑)。



中小企業は、組織が小さい分、

意識が変われば、

大企業にはないアドバンテージが得られる

けれども、

それを強みにまで昇華させるのが

難しいのです。



そこで、上記のような「社員の意識」を

根付かせることができるかどうか

の分岐点が、


「会社の業績を社内でオープンにできるか?」


だと考えています。



実際、日本レーザーでは、


「毎月、社内報に、貸借対照表や損益計算書など

 会社の業績データも掲載している」


のだそうです。



また、私(安野)がベンチマークしている、

社風も業績も良く、

社員が主体性を発揮している企業では、

やはり、そのほとんどが、

数字を公開していますので、

あながち、着眼点として間違っていない

のではないでしょうか。



まあ、実際のところ、

数字の公開は、多くの経営者にとって、

抵抗感があるかもしれません。



しかし、(業績という)重要な情報は開示せずに、

社員に当事者意識や危機意識を持てというのも、

考えてみれば、おかしな話。



いくら意識を高めようと試みたところで、

社員さんからすれば、


「経営者が都合の良いことを言っている」


としか感じないと思います。



したがって、

どこまでの詳細情報を、どのような形で開示するのか?

はケースバイケースだとして、

できれば、経営計画書(*)を用いることで、

会社の数字面についても

社内で共有することをおすすめします。


(一応、弊社でも数字を共有しています)


http://annokaikei.com/plan




お互い、「社員の意識」を高め、

中小企業ならではの強みを

発揮していきましょう!



本日は、備忘録を兼ねて。


********************************


【本日のまとめ】

■ 中小企業は、組織が小さい分、

  社員の意識が変われば、

  大企業にはないアドバンテージが得られる。

■ そのための分岐点が、

  「会社の業績を社内でオープンにできるか?」

  ではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 23:57| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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