2019年11月06日
Vol.2543「"ありがとうの好循環”に入るために」
「ありがとうと言ってくれて、ありがとう」
とは、
益田ドライビングスクール(*)の創業者、
故小河二郎氏が遺された言葉です。
* https://mland-masuda.jp/
「与えることはもらうこと」
とか
「与えよ、されば与えられん」
といった言葉と同様に、
他者貢献が、結果として
自分にとっての喜びや幸福感につながること
をシンプルに表した、
深い言葉だと感じます。
まさに、
過去のエントリ(*)でも書かせていただいた、
「ありがとうの好循環」
ですね。
* ご参照下さい。
↓
Vol.2265「人生は“ありがとう”を集める旅路なり」
http://bplan.seesaa.net/article/463951041.html
ただし、この好循環に入るためには、
自分がしてもらっていることに気付ける感受性
を育まなければなりません。
なぜならば、
してもらっていることに感謝できない、
感謝力の低い人は、
なかなか自分から「ありがとう」と
周りの人に伝えることができず、
「ありがとう」の循環が
途絶えてしまうからです。
むしろ、そういう人は、
相手が「ありがとう」を言ってくれないことに対しては
けっこう敏感で(笑)、
それを不満に思ったりします。
やがて、
「周りが〇〇してくれない」
「会社が〇〇してくれない」
といった、
くれない族(*)になったとすれば、
好循環どころか、
まさに悪循環・・と言えましょう。
*ご参照下さい。
↓
Vol.1565「“くれない族”から“与える集団”へ」
http://bplan.seesaa.net/article/447553854.html
幸せは、他人から与えられるものではなく、
自分で感じるものです。
歴史や世界に思いを馳せれば、
今の日本に生まれただけでも
幸せなはずなのに、
なんだかんだ言って、現在、
恵まれていることに気付けない人は、
いつまで経っても幸せになれない気すらします。
「ありがとうと言ってくれて、ありがとう」
の好循環に入るためにも、
まずは感謝力を高めること、
そしてもちろん、
相手に喜んでいただくだけの価値提供ができるよう、
自らのスキルを高める努力を絶やさないことが不可欠
だと考えています。
・・自戒を込めて。
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【本日のまとめ】
■ 「ありがとうの好循環」に入るためには、
自分がしてもらっていることに気付ける感受性
を育まなければならない。
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