2019年05月20日

Vol.2373「大人も子供も、“活字力”が思考をつくる」


2020年より、全国の小中学校で、

「主体的対話的で深い学び」

という新学習指導要領がスタートする

のは、ご存知の方も多いと思います。



文科省のホームページでは、


「子供たちが“何を知っているか”だけではなく、

 “知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり、

 よりよい人生を送るか”ということ」 


と紹介されています。



このことに絡めて、

『月刊致知』6月号の中に、

明治大学教授の齋藤孝先生と、

桧山ラボ代表の桧山英男先生との対談記事があり、

興味深く読ませていただきました。



私(安野)の心の琴線に触れた箇所を、

以下にいくつか抽出します。



▼ 日本語を読む力を抜きにして、ただ対話だけをしていて、

  果たして国語力を中心とした学力が向上するのか。

▼ 「話す」「聞く」は、「読む」の土台の上にある。

  「読む」ことを抜きにして「話す」「聞く」に舵を切ってしまったら、

  国語の教育は終わってしまうとすら危惧します。

▼ すべての子供に分かるものだけを扱う、という考えは、

  教育を幼稚にしている。

▼ 「単なる知識の詰め込みではなく」という言い方もしますが、

  知識と言えば詰め込み、というネガティブな言葉でしか言えない人は、

  本当の意味で勉強をしたことがない人なのかもしれません。

▼ 知識なくして思考なし。

▼ 知識のない人に主体的で対話的な深い議論ができるなど考えられません。

▼ 活字力は思考力やモチベーション、仕事の精度やコミュニケーション力とも

  直結しています。

▼ 反復は中途半端にやるから嫌われるんです。

▼ 成果が出るのは、ただの反復ではなく徹底反復、

  具体的には7回以上繰り返した後なんです。

▼ 質的な変化を起こそうと思ったら、量的な反復がどうしても必要なんです。


などなど・・



具体的には、お二方とも、


「小学1年生から、本物の文章を音読し、徹底反復すること」


の重要性を説いていらっしゃいます。


*以下の書籍もご参考までに。
    ↓
『齋藤孝のこくご教科書 小学1年生』(齋藤孝 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4800912008/



私自身、小さい子を持つ親として、

大変参考になる記事でした。




また、それと同時に思ったのが、

記事の内容は、そのまま

大人のわれわれにも当てはまるな〜

ということ。



確かに、思考を深めようにも、

前提となる知識が薄っぺらければ、

深めようがありませんよね。



やはり、

書店でよく見かける

読みやすさを重視したビジネス書ばかりでなく、


時には、古典や純文学などの、

時代を超えて読み継がれている

本物・骨太の文章に触れることも大切

だと感じます。



私自身、子供たちに負けぬよう(!?)、

これからも、読書の量稽古を通じて、


思考力の土台となる「活字力」(=活字を読む力)


を鍛え続けるつもりです。




本日は、備忘録ということで。


*************************************


【本日のまとめ】

■ 思考を深めようにも、

  前提となる知識が薄っぺらければ深めようがない。

■ 時には、古典や純文学などの、

  時代を超えて読み継がれている

  本物・骨太の文章に触れることも大切ではないだろうか。


posted by 安野 広明 at 22:47| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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