2019年02月09日
Vol.2273「経営計画書は、人を幸せに導くツール」
人は「習慣の奴隷」だと言われます。
例えば、
講演会等を聴いて学びを得たり、
考え方が変わったとしても、
数日経てば元の生活に戻ってしまうのは、
習慣が以前のままだから。
結局のところ、
習慣自体に手を加えない限り、
何も変わらないのです。
そして厄介なことに、
習慣というのは容易には変わりませんし、
見直そうと思えば、
「長い時間軸」と「繰り返しの力」
を要します。
ここを乗り切れるかどうかが、
勝負の分かれ目と言えましょう。
少し話は変わりますが、
昨日のエントリ(*)でも書いたように、
職場は、社員さんの「幸福実現の場」でなければならない
と考えています。
* ご参照下さい。
↓
Vol.2272「職場とは、‶幸福実現の場”である」
http://bplan.seesaa.net/archives/20190208-1.html
したがって、社員さんには、
仕事を通じて
幸せを引き寄せるような良い習慣
を身に付けていただきたいというのが、
経営者としての私(安野)の想いです。
そしてそのためにも、
弊社の経営計画書には、「方針編」の中に、
▼ 全社員で取り組む11の行動指針
▼ お客様への正しい姿勢
▼ 接客・電話等に関する方針
▼ 環境整備に関する方針
▼ 報・連・相に関する方針
などが盛り込まれており、
社内会議で内容を確認しながら
「繰り返しの力」が働くようにしているつもり。
まあ、(私を含め、)
習慣が身に付くまでには
まだまだ時間がかかるとは思いますが、
それでも「長い時間軸」と共に
良い方向へと向かっていくはずです。
そういう意味では
「方針編」の入った経営計画書
というのは、
社員さんを幸せに導くツール
とも言えるのではないでしょうか。
だからこそ
「人を大切にする経営」には、
経営計画書が不可欠だと考えています。
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【本日のまとめ】
■ 人は「習慣の奴隷」であり、
習慣自体に手を加えない限り何も変わらない。
■ 習慣を見直そうと思えば、
「長い時間軸」と「繰り返しの力」
を要する。
■ 幸せを引き寄せるような良い習慣
が書かれている経営計画書というのは、
人を幸せに導くツール
と言えるのではないだろうか。
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