2018年11月06日

Vol.2178「‶利益”の根源的な意味は、‶稲刈り”にあった」


会社経営をする上で、

「利益」とは手段であって、

目的ではありません。



とはいえ「利益」が無ければ、

会社が営む活動自体が維持できなくなる

のも事実です。



したがって、

「利益」を出すことには

こだわる必要があります。




では、この「利益」とは

そもそも何なのか?



その根源的な意味が、

ある本の中で紹介されていました。



「利」という漢字の

「偏」である「禾(のぎへん)」は、

「穂先が垂れた稲」

を表しています。



そして「旁(つくり)」の「りっとう」は、

「鋭い刃物」の象徴です。



すなわち、

元来、「利」とは、

「稲刈り」のことを意味するもので、


われわれ日本人の商売や労働観

の根幹にあるのは、

「農業」なのだそうです。




ご承知の通り、

稲作をする人たちは、

時間をかけ、手間暇をかけて苗をつくり、

半年もの間ほとんど休む暇もなく育て、

秋の収穫を迎えます。



それだけの

時間と手間をかけることで

初めて得られるもの、

それが「利益」なのです。


*『なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか』(田口佳史著)より一部抜粋



「利益」という字に、

こんなに深い意味があったとは・・



まさに、

渡辺雅文先生が提唱されている

「根っこづくりの経営」(*)

こそが、

日本人の商売のあるべき姿

なのだと感じました。


* ご参照下さい。
   ↓
Vol.830「“根っこづくりの経営”のご案内」
http://bplan.seesaa.net/article/414750205.html




地に足をつけた農家の人たちは、


「時間と手間をかけて育てる」


という基本姿勢を崩すことはありません。



商売をする上でも、

「利益」を出すことにこだわる

とはいえ、決して

短期的・効率的に利を得ようとばかり考える

のではなく、あくまで


「手間暇かけて利益を得る」


というスタンスを大切にしたい

ものです。




本日は、備忘録を兼ねて。


************************************


【本日のまとめ】

■ 「利」とは、「稲刈り」のことを意味するもので、

  われわれ日本人の商売や労働観

  の根幹にあるのは、「農業」である。

■ 「手間暇かけて利益を得る」

  というスタンスを大切にしたいもの。




posted by 安野 広明 at 22:32| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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