2018年02月13日

Vol.1912「“意味”を与えなければ人は動かない」


第二次世界大戦中、

アウシュビッツなどの強制収容所に収容されていた

心理学者のビクター・フランクル氏は、


「明日は自分がガス室に連れて行かれるかもしれない・・」

という地獄のような環境下で、


どういう人(=囚人)が生きながらえることができたか?

について、戦後、語っていらっしゃいます。



氏のお話しによると、それは、

体格のいい人でも、健康な人でもなく、


「生きる意味」を失わなかった人


だそうです。



例えば、

「(神の思し召しで)クリスマスには家に帰れるだろう」

という期待(=意味付け)をしていた囚人は、


「生きる意味」を失い、

クリスマス直後に亡くなったのだとか・・。



まあ、この辺りの詳細については、

フランクル氏のご著書『夜と霧』

の中にエピソードとして書かれていますので、

そちらに譲るとして、

そういった極限状態に限らずとも、


人は、「意味」を求めて生きる動物


と言われます。




これは裏を返せば、


人は、「意味」のないことはやろうとしない


ということ。



例えば、

左右に置かれた皿から皿へと豆を1粒ずつ移動させ、

すべて移し終わったらまた元に戻す

というような無意味な行為を、


いつ終わるともなく黙々とやらせると、

人は気が狂ってしまうそうです。



確かに、

想像しただけでも

気が滅入りますよね(汗)。



したがって、


「意味付け」こそが、

人の生きる力やモチベーションを発動させる


と言えます。




そしてこのことは、

会社に置き換えても同じ。



社員さんに「何をやるか」を指示しても、

それを「何のためにやるのか」という「意味」を与えなければ、


社内のモチベーションが上がらず、

協力を得ることは難しいでしょう。



また、社員さんにとっても、

「意味」が分からず作業を続けることは、

苦痛でしかないはずです。



「意味」の伝達不足は、

経営者と社員さんのお互いにとって、


「百害あって一利なし」


なのです。




だからこそ、経営者は、


何のために会社が存在するのか?

何のために現在の仕事をしているのか?


を、しつこく相手に伝わるまで

語り続けなければなりません。



そして、

語るためのツールとして

当社が強くおすすめしているのが、


「経営計画書」(*)


になります(笑)。


* http://annokaikei.com/plan


*お問い合わせはこちら → http://annokaikei.com/contact




すべての活動には、「意味」があります。



「意味」を伝えるための努力を惜しまないよう、

心掛けたいものです。


****************************************


【本日のまとめ】

■ 「意味付け」こそが、

  人の生きる力やモチベーションを発動させる。

■ 「意味」の伝達不足は、

  経営者と社員さんのお互いにとって、

  「百害あって一利なし」。

■ 「意味」を伝えるための努力を惜しまないよう、

  心掛けたいもの。










posted by 安野 広明 at 20:23| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。