2017年08月09日

Vol.1724「“部分最適”で意思決定を誤らないために」


巷では

「働き方改革」が叫ばれ、

長時間労働の削減が

日本企業における喫緊の課題となっています。



もはや

「長時間労働」=「ブラック企業」

というレッテルを貼られる時代

ですので、

経営者としても無視することはできないでしょう。



もちろん当社も、

継続的に是正を図っていくつもりです。



ただ、こういった

(「働き方改革」絡みの)議論を聞くにつけ、

いつも感じるのは、


話しが部分最適になっているな〜


ということ。



つまり


「いかに労働時間を短縮するか」


という一面ばかりに目が向き、


会社全体の視点が考慮されていない


のです。



もしも極端な時短を行い、業績が下がり、

利益が確保できず、結果として

雇用が維持できなくなったとしたら、

どうするのでしょうか?



それでも将来に渡って、

社員さんを幸せにできるのでしょうか?



まあ、

「それは経営者の責任でしょ」

と言われてしまえばそれまでなのですが(汗)、


現実問題として、

とりわけIT等への設備投資が(資金的に)厳しい

中小零細企業においては、

生産性を大幅にアップすることは難しく、


現状のまま労働時間だけを短縮すれば、

それに比例して業績も落ちる可能性は高い

ような気がします。



この先、

AI(人工知能)の進化によって、

半分近くの仕事がAIに取って代わられる

という激動の環境下においては、

なおさらです。




時短ばかりにフォーカスして

会社が立ち行かなくなり、

社員のリストラをしてしまっては、

本末転倒ですよね。



そもそも

「長時間労働の是正」と「業績の維持・向上」

は、ある意味、

相反することですので、


これらをクリア(両立)していくためには、

部分最適ではなく全体最適で捉えなければ

意思決定を誤ってしまいます。



つまり

全体最適を図る上で、


経営者が利益を出し続けるための戦略を立て、

新商品・新サービスを開発し、

それを全社員で協力しながら実行していく、

という攻めの姿勢が不可欠であって、


その過程において、

一時的に社内に負荷がかかることもあり得るのではないか?

と思うのです。



もちろん

長時間労働が常態化してはいけませんが、


そういう(長期的ビジョンを含んだ)全体最適の発想を抜きに、

(短期的な)部分最適のみで

「長時間労働は悪だ!」

とすることに、

経営者として違和感を覚えます・・。




そこで、

そのような全体最適で考えるために

有効なツールが、

「経営計画書」です。



例えば、当社の作成する「経営計画書」には、

「戦略」や「戦術」はもちろんのこと、

「社員の未来像」なども明記されますので、

ここが定まってさえいれば

方向性を誤ることはありません。



「長時間労働の是正」や「業績の維持・向上」を

会社全体として捉え、

(時間はかかるにしても)両立できるはずです。



実は、

当社がお客様に「経営計画書」(*)をおすすめしている理由の1つも、

そこにあります。



*ご参照下さい → http://annokaikei.com/plan




これからの時代、

様々な矛盾と向き合わなければならない経営者は、

課題をクリアするべく、

ますます思考力を要することになりそうです。



そのためにも、ぜひ、

「経営計画書」をお役立て下さいませ。




*「経営計画書」について詳しい内容を聞きたい方は、こちらまで。
      ↓
http://annokaikei.com/contact


*決して長時間労働を肯定している訳ではございませんので、念のため。


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【本日のまとめ】

■ 中小零細企業においては、

  生産性を大幅にアップすることは難しく、

  現状のまま労働時間だけを短縮すれば、

  それに比例して業績も落ちる可能性は高い。

■ 「長時間労働の是正」と「業績の維持・向上」

  は、ある意味、相反することであり、

  これらをクリア(両立)していくためには、

  部分最適ではなく全体最適で捉えなければ

  意思決定を誤ってしまう。

■ 全体最適を図るための有効なツールが、

  「経営計画書」である。










posted by 安野 広明 at 21:23| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする