2017年06月19日

Vol.1673「リーダーは、“メダルを集めるサル”であってはならない」


サルにバナナを与える代わりにメダルを与え、

そのメダルとバナナを交換するように習慣付けると、

サルはやがて

メダルを集めるようになります。



そして、その後、

メダルをバナナと交換するのをやめても、

サルはメダルを集め続けるそうです。



「バナナを手に入れる」

という当初の目的を忘れ、

本来は手段であるはずの

「メダルを集める」

という習慣の奴隷になってしまうのです。




実は、このことは、

人間社会にもそのまま当てはまります。



つまり、人間も、

「メダルを集めるサル」の如く、


習慣や思い込みによって、無意識に、

時代にそぐわない役立たないものを

集め続けてしまうということ。




例えば、ひと昔前まで

多くの人にとってのステータスだった、

「学歴」や「地位」や「名誉」なんていうのもそう。



いまだに学歴志向や大企業志向から抜け出せない人は、

時代が変わったにもかかわらず、

過去の常識にとらわれている

としか思えません。



このようにして、多くの人は、

役に立たないメダルに心を奪われ、

集めようとし続けるのです。



もはや

バナナは手に入らないにもかかわらず・・




ただし、

経営者や組織のリーダーが、

「メダルを集めるサル」の状態(!?)

であってはなりません。



ちなみに

ここでいうメダルとは、

バナナを得るための手段であり、そして、

バナナに当たるのが「利益」や「信用」

といったところでしょうか。



リーダーは、

そのメダルがもはや役に立たないものであることを

自分で見抜き、


次の時代に必要なものを

自分で発見しなければ、


時代の変化に取り残されてしまいます。




過去のエントリ(*)にも書かせていただいたように、

リーダーとして、常識を疑う勇気を持ち、


「われわれが集めようとしているメダル(=個別具体的な手段)は、

 バナナを手に入れる(=目的を達成する)ために、

 本当に必要なものなのか?」


を、意識したいものです。



*ご参照下さい。
   ↓
Vol.1666「勇気を持って常識を疑い、可能性を広げる」
http://bplan.seesaa.net/archives/20170612-1.html


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【本日のまとめ】

■ 人間も、「メダルを集めるサル」の如く、

  習慣や思い込みによって、無意識に、

  時代にそぐわない役立たないものを

  集め続けてしまう。

■ リーダーは、そのメダルがもはや役に立たないものであることを自分で見抜き、

  次の時代に必要なものを自分で発見しなければ、

  時代の変化に取り残される。










posted by 安野 広明 at 23:45| 島根 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする