2015年12月29日

Vol.1135「望ましいのは、“差別化”よりも“独自化”です」


業界の情報誌を眺めていると、

「当社は〇〇で差別化しています」

という表現をよく見かけるのですが、

その度に私(安野)は、少し違和感を覚えます。



「差別化」ということは、

その前提として

比較対象となる競合相手がいるはず。


そして

「差別化」によって付加価値を高める場合、

新たなライバル会社が現われるごとに

その相手と自社とを比較し、

相手とは異なる戦略や未着手のマーケットを見つけ、

強化する必要があります。


しかしそれでは、結果として

競合相手に振り回され、やがて疲弊してしまう

ような気がするのです。



もちろん、ある程度は

ライバルを研究することも有意義

なのでしょうが、

過剰に意識しても、精神衛生上よろしくないばかりか、

あまり楽しいものではないと思います・・。



この点、私は、


「差別化」よりも「独自化」で付加価値を高めるのが望ましい


と考えています。



「独自化」とは、他社との比較ではなく、

自分たちにしかできないことを追求していく

というスタンスです。


したがって、基本的には、

他社の動向に左右されることはありません。


また、自分たちがやりたいことを深く掘り下げる訳ですので、

楽しみながら(?)取り組めるでしょう。



正直なところ、以前の私は

「差別化」と「独自化」をあまり区別していませんでしたし、

実際、少々細かい表現の違いに過ぎないのですが、

経営者が普段からどちらの言葉を多用するかによって

自社の進む方向性も変わってくるのではないか

と、業界誌を読みながら思った次第。




引き続き弊社は、

「独自化」路線を進めて参ります!(笑)


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【本日のまとめ】

■ 「差別化」で付加価値を高めようとすると、

  競合相手に振り回され、やがて疲弊してしまうのではないだろうか。

■ 「差別化」よりも、

  自分たちにしかできないことを追求していく「独自化」が望ましい。




posted by 安野 広明 at 18:50| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする