2014年02月16日

Vol.454「それって成長?それとも…膨張?」


会計事務所向けの業界紙を読んでいると

他事務所との合併を短期間に繰り返して

売上高、顧客数、職員数などの規模が拡大したことを

自慢している(?)のをたまに見かるのですが、

いつも読みながら

「それってどうなんだ??」

と思ってしまいます。


私(安野)は前職時代に

上場会社や非上場会社のM&A(合併・買収)の

お手伝いをさせていただいたこともあるので、

合併で規模を拡大したり

事業買収で業務を効率化することは

ごく自然な経営判断だと思いますし、

それ自体を否定するつもりは

全くございません。


ただし

勘違いしてはいけないと思うのが、


「規模の拡大」と「組織の成長」は別である


ということ。


当ブログで何度も書かせていただいているように

組織が成長するためには

相当な「時間」を要します。


「合併しました、はい、終了〜」

という単純なものではありません(当たり前ですね)。


激しい時代の流れの中で

「合併や買収によって時間を買う」

という選択もあるとは思いますが、

それと「組織の成長」は全く別もの。


本当の意味で

組織を成長させるためには、

「合併(または買収)してからがスタート」

だと思うのです。



もし仮に、組織のトップが

「売上高」「従業員数」「業界〇位」といった

誰から見ても分かりやすく

周りからチヤホヤされそうな(笑)

「規模」ばかりを判断基準にしていると、

それは「ただの膨張」になりかねません。


そういう意味では

「規模」の大小ではなく、

いつの時代であっても

トップが組織としっかり向き合い

メンバー1人1人が成長できるような仕組みをつくり出すこと

こそが大切なのだと思います。




業界紙を読んでいて

そんなことを感じました。


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【本日のまとめ】

■ 「規模の拡大」と「組織の成長」は全く別ものであり、合併・買収したからといって

  それだけで「組織が成長した」ことにはならない。

■ 「組織の成長」には時間を要するため、最終的にはトップの考え方によって

  その後も「成長」できるのか、それともただの「膨張」に終わるのかが分かれるのではなかろうか。






posted by 安野 広明 at 17:10| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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