2025年03月21日
Vol.4505「登山から学ぶ人生の要諦」
私(安野)は
まともに登山をしたことはない
のですが、
本格的な登山ものの
小説、映画、ドキュメンタリーなど
がけっこう好きです。
「なぜわざわざ
命を懸けてまで過酷な山を
登ろうとするのか?」
「なぜ非力な人間が
大自然の驚異に立ち向かうのか?」
イギリスの登山家、ジョージ・マロリーは、
「なぜ、山に登るのか。
そこに、山があるからだ。」
という名言を残していますが、
こればっかりは
経験した人にしか分からない
のでしょう。
ただ私は、
その登山家たちの姿に
なぜか惹かれるものがあります。
登山を人生に
見立てているのかもしれません。
雪崩に巻き込まれそうになったり、
天候が激変して遭難しそうになったり、
クレバスに落ちそうになったり・・
幾多のトラブルに遭遇しながら
それでも山頂を目指す姿は、
まさに人生そのものです。
時には高山病にかかり
山頂の直前で断念したりと、
必ずしも
ゴールにたどり着けないところも、
人生に似ていますね。
ところで、そもそも
3000m級の富士山を登れない人が
8000m級のエベレストを登れない
のと同様に、
人生において高い目標を掲げる
のはよいにしても、
当然ながら
そこにたどり着くには、
段階があります。
それを面倒くさがって
「ウルトラC」や「一足飛び」
を求める人や、
そういった人間の弱い心に
つけ込む情報商材も
出回っていますが、
いきなり大目標にチャレンジしたところで
討ち死にするだけでしょう。
すべては
1つ1つクリアしていかなければ
なりません。
そして、それはもちろん、
商売においてもそう。
上手くいってる他社を見て、
「うちも、ああいう風になりたい!」
と思う気持ちはよく分かりますが、
結局は、その会社だって
長い時間をかけて1つずつクリアしながら
現在の状態になれた訳です。
そのように考えると、
焦ってあれもこれも
他社のやり方を取り入れようとする
よりも、自社として、
今、クリアしなければならない課題を明確にし、
一歩ずつ着実に、
取組んでいくことの方が
重要でしょう。
はっきり言って
地味な営みなのですが、
そういうものだと思っています。
登山にしても、
登頂した場面ばかりがクローズアップ
されがちですが、
そこに至るまでの大半は、
めちゃくちゃ地味に
一歩一歩を積み重ねていく訳なので。
・・ということでお互い、
人生の山を
一歩ずつ登って参りましょう!
久しぶりに
登山のドキュメンタリーを視ながら、
そんなことを考えました。
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【本日のまとめ】
■ 自社として、
今、クリアしなければならない課題を明確にし、
一歩ずつ着実に、
取組んでいくことが重要。
■ 人生という山を
一歩ずつ登って参りましょう!
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