2025年03月19日
Vol.4503「どんな時代でも、過去があって今がある」
AI(人工知能)に関する情報を
キャッチアップしていると、
ここから数年が経てば
AIを使いこなせる人と
使いこなせない人とで、
生産性に極端な差がつくであろうことは
容易に想像がつきます。
かくいう私(安野)自身、
この大きな変化に
なんとか食らいつこうとしているのですが、
気を抜くと
取り残されそう(汗)。
組織としての飛躍のチャンス
でもありますので、
引き続き
「AIをどう実装させるか?」
については、
試行錯誤を繰り返すつもりです。
そしてこのように、
時代の激動のまっただ中にいると、
どうしても
目の前のことや将来のことで
頭がいっぱいになりがち。
私も、
そんなモードに入っていました。
ただ、
何のテレビ番組だったかは
忘れたのですが、
主人公らしき人のセリフの中で、
「過去があって今がある」
というフレーズが
胸に刺さったんですよね。
おそらく、
過去を振り返る心の余裕
がなくなっており、
ハッとさせられたのだと思います。
最先端のテクノロジーを用いるようになると、
これまで人間が手作業でやっていた仕事は
無駄にしか感じません。
例えば
私の業界であれば、
昔は手書きで申告書を作成しており、
確定申告の追い込みの時期には
出前をとって徹夜で仕事をしていたそうです。
いまでは信じられないですし、
当時のやり方が正しかったかどうか
は分かりません。
ただその事実を
「あの頃は非効率だった」
「無駄だった」
などと否定的に結論付けるのは
違うのかなと。
組織として
そういう時代を経たからこそ、
今がある訳ですので。
もしも、今、
一所懸命に取り組んでいる仕事が、
10年後、超効率化された未来の自分に、
「あれは無駄だった」
とバッサリ否定されたら
嫌ですよね ^^
組織が進化するプロセスの中で
人も成長していくことを考えれば、
その非効率も必要だった
と言えますし、
どんな過去でも安易に否定すべきではない
と思います。
もちろん
新しいことを受け入れようとせず、
牧歌的な時代を思い出し、
「あの頃は良かったな〜」
と過去に生き続けるのは
どうかと思いますが(汗)、
しっかりと過去は過去として肯定しつつ、
今、そして未来を創り出して
いきたいものです。
そんなことを考えました。
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【本日のまとめ】
■ 組織が進化するプロセスの中で
人も成長していくことを考えれば、
非効率な時代も必要だと言える。
■ しっかりと過去は過去として肯定しつつ、
今、そして未来を創り出して
いきたいもの。
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