2025年03月18日
Vol.4502「人間性は、傷つくことで磨かれていく」
弊社では
技術教育だけではなく、
人間性教育にも力を入れています。
人間性こそが
自己成長のベースになるからです。
そしてご承知の通り、
人間性というのは
学ぶだけでは身に付きません。
セミナーを受けたり
本を読んだりするだけで
人間性が高まるのであれば、
私(安野)は今頃、
聖人君子になっているでしょう ^^
でもそうならないのは、
あくまで実践の中で
磨かれていくものだから。
もちろんこれは、
知識が不要という意味
ではありません。
知識をインプットしておくことで、
実践での気付きや学びが
そこに結び付き、
腹落ちしやすくなりますので。
つまり、
インプットとアウトプット(=実践)の
両方があってはじめて
人間性が磨かれるということです。
ところで「磨く」とは、
物理的には
「細かい傷をつけること」
を意味します。
ステンレスのシンク、鍋、
窓ガラス、鏡、メガネのレンズなど、
磨けば表面に細かい傷がたくさん付き、
ピカピカに光り輝きます。
そしてこれは、
形のない人間性についても
同じです。
傷つくことで磨かれていくし、
逆に言えば、
傷つかずして人間性は
磨かれません。
それが良かれと思ってだとしても、
時には
相手を傷つけることもあるでしょう。
そのように考えると、
傷つけ、傷つけられることを
許容できるか?
実はそこが、
人間性が磨かれていくかどうかの
ネックだと思っています。
というのも、
優しい人ほど
他人を傷つけたくないし、
自分も傷つきたくないという
心理が働くから。
特に近年の若者は、
そういった傾向が強いみたいですね。
自分も相手も傷つかない方法
があるとすれば、それは、
できるだけ
自分から行動を起こさず、
人と接しないことですが、
おそらくその考えのままでは、
実践の機会が減り、
自己成長にはつながりにくいでしょう。
「人は人によって魂が磨かれる」
とは、
弊社の講演会にもお越しいただいた
海洋冒険家・白石康次郎氏の言葉です。
私(安野)自身、
人間性を磨くために、
傷つくことを過度に恐れず、
積極的な行動を起こして参ります。
そんなことを考えました。
*******************
【本日のまとめ】
■ インプットとアウトプット(=実践)の
両方があってはじめて
人間性が磨かれる。
■ 傷つけ、傷つけられることを
許容できるかが、
人間性が磨かれていくかどうかの
ネックである。
■ 傷つくことを過度に恐れず、
積極的な行動を起こしていきたいもの。
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