2025年03月14日

Vol.4498「“内なる言葉”の解像度を高めるために」


言葉には

2つの種類がある

といわれます。



1つが


「外に向かう言葉」、


もう1つが


「内なる言葉」


です。



そして

内なる言葉(=頭の中で考えていること)

を意識できるようになると、

外に向かう言葉

の精度は向上します。



逆に言えば、

思考の深化なくして

言語化力は磨かれない

ということ。



したがって、


「なんとなく考えたつもり」


だけでは

内なる言葉の絶対量は増えませんし、

思考が深まらずに、

発する言葉も軽くなるでしょう。



そうなれば、

社内のメンバーに

メッセージを伝える立場にある

経営者やリーダーにとっては、

致命的です。



そこで大切なのが、

内なる言葉に

意識を向け続ける習慣。



筋トレする際には

今、自分が使っている筋肉に

意識を向けることで

効果が格段に上がると言いますが、

それと似たようなもの

だと思います。




では、意識するとして、

どうすれば内なる言葉の

解像度が上がるのか?



それは、

頭の中に浮かぶ内なる言葉を

とにかく書き出すこと、

これに尽きます。



過去のブログ(*)にもあるように、

「書く習慣」

こそがベースとなるのです。


* ご参照下さい。
  ↓
Vol.4443「日常に、“書く”習慣を取り入れましょう」
http://bplan.seesaa.net/article/509131448.html




日々を過ごす中で、

なんだかモヤモヤするけど

言葉に発することができない・・

なんて場面は多々あるはず。



言葉にできない

ということは、


言葉にできるまで考えられていない


ことを意味します。



それをそのままにせず、

一日のどこかで立ち止まって書き出し、

内なる言葉をクリアにしていく。



長い目で見た時には、

そんな営みによって

言語化力が飛躍的に伸びるものと

確信しています。



まあ、地味で面倒くさいからか、

なかなか実行される方は

いらっしゃらないようですが(汗)、

少なくとも

経営者やリーダーには

必須の習慣ではないでしょうか。



そんなことを考えました。


*********************


【本日のまとめ】

■ 内なる言葉(=頭の中で考えていること)

  を意識できるようになると、

  外に向かう言葉

  の精度は向上する。

■ 言語化力が求められる

  経営者やリーダーにとって、

  書く習慣は必須である。



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posted by 安野 広明 at 22:37| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする