2025年03月06日
Vol.4490「エビフライを食べながら思ったこと」
私(安野)はこれまでに、
「一流の経営者」
と周囲から評価されている方と
数えきれないほどお会いしましたし、
時には
お話しする機会をいただきました。
そして
そういう方々に共通しているのが、
謙虚で腰が低いということ。
有名なのに偉ぶっておらず、
無名な私に対しても
丁寧に対応して下さいます。
また、
いくつになっても学び続けていらっしゃる
というのも共通点です。
とりわけ
月刊致知を通じて出会う経営者は、
往々にしてその傾向にある
と感じます。
まさに、
有名・有力の方々ですね。
一方で、
様々なコミュニティに属していると、
有名・無力の経営者にも出会います。
会社を上場させたり、
メディアに出ていたりして
確かに有名だけれども、
「人としてどうなのよ?」
みたいな・・。
それは例えるなら、
見た目は立派なエビフライ
だけれども、
食べてみると中身は
極細のエビしか入っていない
ようなものです。
(つまり、ほとんどが衣の状態)
もしくは、
サイズは大きいけれども
あんこがほとんど入っておらず、
パッサパサのあんパン
みたいなものでしょうか。
我ながら、
酷い比喩ですけど(汗)。
いずれにしても、
それらをまた食べたい
とは思わないのと同じように、
有名・無力の人に
また会いたいとは思いません。
もしもその人の周りに
仲間が集まっているとすれば、
人間的な魅力があるから(=有力だから)
ではなく
「有名だから」であって、
失脚すれば
あたかも波が引くかのごとく、
サーっと離れていくでしょう。
まさに
金の切れ目が縁の切れ目
という感じだと思います。
有名・有力と、
有名・無力。
両者はまったく別次元にもかかわらず、
単に側だけ見ていると、
その辺りの判断を見誤りがち
なので注意が必要です。
では、他人のことはさておき、
私自身はどうなのかというと、
目指しているのは
無名・有力の経営者です。
なぜなら、
有名になることは諦めたから。
まあ、もともと
名誉欲とかないですし、むしろ
炎上のリスクを考えると
変に目立ちたくはありません。
(←負け惜しみ ^^)
ただ、小ぶりでも
身のつまったエビフライ、
小さくとも
あんこがぎっしりのあんパン
にはなりたいと願っています。
それが叶えば、人によっては
「意外と美味しかったな、
また食べて(=会って)みたいな」
と感じて下さり、
結果として良縁が広がり、
桃栗経営(*)の世界につながっていくからです。
* https://annokaikei.com/momokuri
個人的には、
有名にならなくとも実現できるのが
桃栗経営のよいところ
だと考えています。
「無名・無力」は除き、
「有名・有力」「有名・無力」「無名・有力」
のどこを目指すかによって、
「自分は今、経営者として何をすべきか?」
が定まってきます。
周囲の評価に振り回されることなく、
本質を見極め、
実践していきたいものです。
先日、
とあるホテルのバイキングで食べた
エビフライがほぼ衣だったので、
思わずネタにしてみました(笑)。
*****************
【本日のまとめ】
■ 有名・有力の経営者に共通しているのが、
謙虚で腰が低いということと、
いくつになっても学び続けていらっしゃる
ということ。
■ 「有名・有力」「有名・無力」「無名・有力」
のどこを目指すかによって、
「自分は今、経営者として何をすべきか?」
が定まってくる。
<< ご案内 >>
●ももくりメルマガのご登録(無料)
https://annokaikei.com/mail-magazine
●ビジネスプランホームページ
http://annokaikei.com/
●小冊子「桃栗経営のすすめ」
https://annokaikei.com/momokuri
●お客さまの声
https://annokaikei.com/voice