2025年03月05日
Vol.4489「私が社内木鶏会を継続する理由」
昨日は、
広島県社内木鶏経営者会の代表
であるM社長のお誘いで、
広島県福山市での
講演会&合同木鶏体験会に参加しました。
第1部は
致知出版社の藤尾允泰(さねやす)編集長
によるご講演。
同氏は藤尾秀昭社長の次男に当たり、
その後継者としての覚悟
が伝わってくる内容でした。
やはり
社長の働く姿を間近で見ていらっしゃる
だけあって、
若くしてイズムが浸透している
と感じます。
また、
ご自身の実体験の中で
心の支えになった先人・一流人の言葉も
たくさんご紹介いただき、
言葉の持つ力に
改めて気付かされました。
第2部は、
200名を超える会場参加者どうしでの
合同木鶏会。
私(安野)のグループは、
八天堂の社長、同社の社員さん、
地元の女子バレーボールチームの
中学3年生というメンバーで
語り合ったのですが、
普段、社内で行っている木鶏会とは
まったく異なる雰囲気で、
とても新鮮でした。
とりわけ
女子生徒の素直な感想発表は、
聞いているだけで
自らの純粋な心が呼び戻される感覚
になります。
青春って、いいですね〜 ^^
というか、
学生時代から学内木鶏会を行い、
人間学を学ぶ雑誌『致知』に触れている
彼女たちの姿は、
明るい日本の未来を
イメージさせてくれました。
ご縁をいただいた皆様、
ありがとうございます!
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昨日、
致知出版社のスタッフの方
もおっしゃっていましたが、
人は本来、
誰しもが徳性(=良心、美しい心)を持っています。
そこに例外はありません。
ただ実際には、
それを素直に発揮できる人と
できない人がいます。
あたかも
曇って自分の姿が映らなくなった鏡
のごとく、
自分でも徳性が見えなくなるのです。
ではなぜ、
発揮できなくなるのか?
それは、
人の心は触れるもの(人、言葉、出来事)によって変わる
からです。
つまり常日頃、
どんなものに触れているかで
徳性を発揮できるかどうかが決まり、
触れるものによって
まったく異なる人生になり得る
ということ。
したがって
経営者やリーダーの立場からすれば、
仕事をする中で
メンバーがどんなものに触れているのか?
そしてそれは、
徳性を発揮できるものなのか?
といった視点が不可欠でしょう。
もちろん致知は、
1人ひとりの徳性を引き出すツール
となります。
これは私自身、
弊社において12年以上
社内木鶏会(=致知を用いた研修)を継続し、
メンバー1人ひとりの良さが際立ってきたと
実感しているところです。
また木鶏会は、
チームワークを醸成するのにも
よい影響を与えます。
そしてその際のポイントが、
自己開示。
昨日の合同木鶏体験会で、
初対面にもかかわらず
グループのメンバーと
一気に打ち解けることができるのは、まさに
大人、子供、経営者、従業員は関係なく、
感想を通じて
自らの素直な気持ちを自己開示したからに
他なりません。
自己開示により、
お互いの心の溝が
埋まっていくのです。
なので、もしも弊社において
木鶏会を継続していなければ、
今よりもチームワークが図れずに
まったく異なる社風
になっていたでしょうね。
もちろん
その人の徳性を引き出し、かつ、
お互いに自己開示し合えるのであれば、
必ずしも
致知を用いなくてもよいとは思います。
ただ
思い当たる他の方法がなければ、
致知を用いた社内木鶏会に取組んでみては
いかがでしょうか?
弊社では
月初に開催する社内木鶏会の見学
を無料で受け付けておりますので、
ご興味がある方は
こちらからお問合せ下さい。
https://annokaikei.com/contact
本日は、
木鶏会について思うところを
書き記しました。
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【本日のまとめ】
■ 人の心は触れるもの(人、言葉、出来事)
によって変わる。
■ 木鶏会がチームワークによい影響を与えるのは、
自己開示の仕組みがあるから。
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