2024年11月30日
Vol.4394「坂東太郎・青谷会長からの学び」
昨日は
致知出版社主催の徳望塾に参加。
ゲスト講師は
株式会社坂東太郎の青谷洋治会長で、
テーマは「代々初代」でした。
同社は
茨城県を中心にレストランを展開し、
「親孝行・人間大好」
の経営理念で有名な会社です。
以前から存じ上げていましたが、
創業者である
青谷会長のお話を拝聴するのは
今回が初めて。
すべて実践に基づく内容で、
青谷会長の発する言葉に、
重たいパンチをズドーンと受けたかのような
衝撃が何度も走りました。
以下に、
私(安野)のメモから
いくつか書き記します。
▼ 新人を採用する = ご家族からお預かりする
▼ コロナ禍で機械的な会話が多くなった
▼ 外食産業の枠を越えた、幸せ創造企業をつくる
▼ 「恒例」という言葉は使わない
▼ どんな行事でも、時代に合った見直しを図る
▼ 進化 → 深化 → 真価 → 心価
▼ 商品の価値から人の心へ
▼ どのように命いっぱい生きるかを問われている
▼ 経営理念は魂の受け渡し
▼ 経営理念が本物になると働き出す
(親孝行がしたいからといって若者が応募するようになった)
▼ 坂東太郎の教育とは、共に育つこと(=共育)
▼ 当たり前のことを当たり前に行うと特別になる
特別を続けると本物になる
▼ 良いと思うことをすぐやる
悪いと思うことはすぐやめる
▼ 朝礼は外でやる →お客様の気持ちが分かる
▼ 学校みたいな会社
▼ 育てるのは1対1がいい
▼ 笑顔は天才に勝る
▼ 幸せの公式 = 考える×情熱×力能+親孝行
▼ 働いている人が幸せじゃないから辞めていく
▼ 必要とされるから人は頑張れる 等々
特に印象的だったのは、
社員が大量に退職していた頃のエピソード。
当時、
現場の人員不足を補うために、
青谷会長と奥様とで
夜通し各店舗を回っていたそうです。
そして
ヘトヘトになりながらも
早世されたお母様の墓参りを毎日欠かさず、
お墓に抱きつくかのように
母に助けを求めていたのだとか。
そうするとある時、
「働いている人が幸せじゃないから辞めていくんだよ」
という母の声が聞こえ、
ハッとさせられます。
そして、
「売上日本一」から
「幸せ日本一」へと
大きく方向転換しました。
そこから
幸せ創造企業への道がスタートした
とのことです。
このエピソードにあるように、
やはり、真に腹落ちする理念は、
失敗を乗り越えることで
見えてくるものなんですね。
致知出版社の藤尾秀昭社長
のご講和の中でも、
「挫折は人生の栄養」
という、
京セラ創業者・稲盛和夫氏の言葉
を紹介されていましたが、
きつい時、辛い時、しんどい時に
そこから何を掴み取るかが、
その後の人生を左右するのでしょう。
それにしても、
最初に見せていただいた
坂東太郎グループの紹介VTRが
あまりにインパクトが強くて、
(青谷会長も昭和的だとおっしゃっていましたが、)
令和の時代に
こんな会社があることに
驚くばかりです。
それもこれも、
経営理念の持つ力ですね。
私自身の実践につなげます!
本日は、
備忘録を兼ねて。
********************
【本日のまとめ】
■ 真に腹落ちする理念は、
失敗を乗り越えることで
見えてくるもの。
■ きつい時、辛い時、しんどい時に
そこから何を掴み取るかが、
その後の人生を左右する。
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2024年11月29日
Vol.4393「商売における無敵モードとは?」
商売の究極とは何か?
それは、
「あなたから買いたい」
という状態をつくることです。
このモードに入ることができれば、
無敵でしょう。
商売が上手く行かないはず
ありません。
言い方を換えれば、
自分自身がブランドになる
ということ。
元ホストのローランドが、
「俺自身がブランドだから、
ある意味全身ハイブランド系」
と豪語しているのは、案外、
本質をついているのかもしれませんね ^^
「優秀な営業マンほど、営業しない」
と言われるのも、
まさにそういうことです。
では、
どうすればその状態をつくれるのか?
商品・サービスを磨くだけで
そうはならないのは、
想像に難くないでしょう。
もちろん
それ自体も必要なのですが、
やはり同時に、
人間性を磨くことだと思います。
「どんな人間になりたいか?」
を真剣に考え、
理想像に近づくべく
自分を磨き続けるのです。
したがって、
そのための活動を
地道に続けているかどうかが、
長い目で見れば
明暗を分けると考えています。
例えば、
社会人になって
道徳的な本を読んだり
学びの場に出たりすることを軽んじ、
むしろ
冷ややかな目で見る人もいますが、
おそらくそういう人は、
無敵モードには入れないでしょう。
「何を買うか」
よりも、
「誰から買うか」
が重要ですので・・。
かくいう私(安野)自身、
無敵とは程遠い状態ですが(汗)、
これからも人間性磨きを
疎かにすることなく、
商売人としてのレベルアップを
目指して参ります。
何かのご参考までに。
********************
【本日のまとめ】
■ 商売の究極とは、
「あなたから買いたい」
という状態をつくること。
■ そのためにも、
「どんな人間になりたいか?」
を真剣に考え、
理想像に近づくべく
自分を磨き続けることが重要である。
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2024年11月28日
Vol.4392「後継者との対話の場として、経営計画作成集中講座をご活用下さい」
昨日は、
出雲市から経営者と後継者の2名がご参加下さり、
経営計画作成集中講座(*)を開催。
* https://annokaikei.com/plan/lectures
朝9時から夜7時までの10時間、
途中のお昼休憩を除いて
ぶっ通しでしたが、
感覚としてはあっという間でした。
まさに
精神と時の部屋(*)
という感じです ^^
* ご参照下さい。
↓
Vol.890「自分なりの“精神と時の部屋”を用意しておく」
http://bplan.seesaa.net/article/418072776.html
特に今回は
親子でのご参加でしたので、
普段できない深い対話ができて
お客様にも喜んでいただくことができました。
そして
改めて思ったのは、
対話を深めていく上では、
中立的な第三者がいた方が効果的
ということ。
親子での対話をする上で、
経営計画作成集中講座の活用は
アリだと思います。
未来の方針を決める場
であり、
後継者との対話の場として、
ぜひ当講座をご活用下さいませ!
本日は、
ご報告&ご案内ということで。
*ちなみに当日の会場はこんな感じです。




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