2024年10月29日
Vol.4362「商売の本質は、絆顧客に喜んでいただくこと」
昨日は、
とあるビジネス系実践講座の
最終講でした。
半年間に渡るWeb講座で、毎回
課題提出(=実践結果の報告)
があったのですが、
なんとかこなすことができて
ホッとしています。
また同時に、
強制的にアウトプットする(or させられる)
ことの効果を、
身を持って体感いたしました。
やっぱり大事ですね、
強制力は。
もしも当講座を受けていなかったら、
会社としての取組みも
ブラッシュアップされなかった
と思います。
ところで、
この半年間の学びを総括して
私(安野)の中で言語化されたのは、
「商売とは、
どうすれば儲かるか?
を追求することではなく、
どうすれば絆(きずな)顧客に喜んでいただけるか?
を追求することであって、
結果的に儲けが後からついてくる」
という言葉です。
絆顧客とは、
「自社のファンであり、
商品・サービスに意味を見出して下さる顧客」
のこと。
したがって、
誰でも彼でも顧客にする
のではなく、
どういう方を顧客にするのか、
まずはそこが明確になっていなければ
なりません。
その上で、
どうすれば絆顧客に喜んでもらえるか?
を必死で考え、実践する。
はたまた、
絆顧客に刺さるような
情報発信を行う。
そういった営みを、
地道に継続するのです。
「どうすれば儲かるか?」
と
「どうすれば絆顧客に喜んでいただけるか?」
常日頃、
とちらの問いを脳内で回しているか
によって、
商売の結果はまったく違ったものになる
のではないでしょうか。
ここでいう「結果」には、
金銭面だけではなく、
ご縁や信頼やブランドなどを含みます。
どちらが永続性が高いか
といえば、
おそらく後者です。
そしてこの考えは、
弊社で提唱している
「桃栗経営」(*)にも通じるんですよね ^^
* https://annokaikei.com/momokuri
ちなみに
「桃栗経営」の対義語を
「刈り取り経営」
と呼んでいるのですが、
「どうすれば儲かるか?」
が「刈り取り経営」、
「どうすれば絆顧客に喜んでいただけるか?」
が「桃栗経営」
という感じです。
後者は、時間が経てば経つほど、
末広がりに良くなっていきます。
さらにいえば、
マーケティング等の手法もすべて、
そのためにあるのかなと。
仮に
「どうすれば儲かるか?」
のためにマーケティングを活用すると、
集客に成功しても
顧客が玉石混交だったり、
狙ったターゲットと契約できたとしても、
フォローがずさんで
穴の開いたバケツのごとく
次から次へと抜け落ちたり・・。
そんなことが
起こりかねません。
それでは意味がないし、
長い目で見ると
商売が上手く行かないはずです。
なによりも、
商売が愉しくないのではないか
と思うんですよね。
映画評論家の水野晴郎氏が
「いや〜、映画って本当にいいもんですね」
という名台詞を残した
のと同じように、
「いや〜、商売って本当にいいもんですね」
と心から感じられる。
そんな商売を実現したい
と願っています。
いずれにしても、
半年間の講座を通じて、より一層、
「どうすれば絆顧客に喜んでいただけるか?」
の方向へと
自信を持って舵を切ることができました。
あとは実践し、
結果を残していくだけです。
半年間お付き合いいただいた皆様、
ありがとうございました!
本日は、
備忘録を兼ねて。
********************
【本日のまとめ】
■ 「どうすれば儲かるか?」と
「どうすれば絆顧客に喜んでいただけるか?」
常日頃、
とちらの問いを脳内で回しているか
によって、
商売の結果はまったく違ったものになる。
■ 「いや〜、商売って本当にいいもんですね」
と心から感じられる。
そんな商売を実現したいもの。
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