2024年10月17日

Vol.4350「経営における“なんとなく”をつぶしていく」


日常において、

「なんとなく」やっていることは

誰にでもあると思います。



例えば、第三者から


「なんのためにそれをやってるの?」


と聞かれたとして、


「いや別に、なんとなく・・」


「周りの人もやってるから・・」


みたいに、

明確な理由を答えられないこと

がそうです。



まあ実際には、

ハンドルの遊びの部分

のようなもので、

そういった営みも必要

なのかもしれませんね。



やっていることすべてを

理論的に答えなければならない

というのも、

なんだか息苦しいですし。




ただし、

こと会社経営に関しては別。



経営者に、


「なんのために、その取組みをやっているのですか?」


と聞いた時、


「いや別に、なんとなく・・」


「昔からやってるから・・」


という回答ばかりだとすれば、

傍から見ていて

さすがに心配になります。



「そもそもそれって、必要なんですか?」


「昔は必要だったとしても、今も必要なんですか?」


と追加で質問したら、


「う〜ん・・」


と考え込まれるかもしれませんね。



おそらくそこには、

大量の「無駄」が眠っているはずです。



と、偉そうに書いてますが、

実は弊社も、

以前はまさにそんな感じでした。



とりあえず

昔からのやり方を継続してきたけど、

何のためにやっているのか、

自分でもよく分からない

・・みたいな(恥)。



社歴の長い会社ほど、

そうなりがちなのでしょう。




しかし今では、

社内のほとんどの取組みについて

その目的を答えられるようになりました。



なぜかというと、

1つ1つのそれらを意味付けし、

経営計画書(*)に

言語化してきたからです。


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もちろん

一気に言語化できた訳ではなく、

数年単位で時間はかかりましたが、

経営における「なんとなく」を

少しずつつぶすことで、

自分たちの向かうべき方向性も

より明確になってきた

という実感があります。




今のご時世、

あたかも潮の流れに任せて

大海を漂うイカダのごとく、

「なんとなく」で経営をしていては、

いつ大波がやってきて転覆するか

分かりません。



したがって、

経営における「なんとなく」

をつぶすためにも、

経営計画書に取り組んでみては

いかがでしょうか?



ちなみに、


「経営計画に取り組むかどうか」


などの意思決定の場面において

あまり理屈っぽく考えすぎると、

いつまで経っても一歩を踏み出せない

可能性がありますので、

そこは

「なんとなく」の直感で決めても

よいと思います ^^



以上、何かのご参考までに。



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*********************


【本日のまとめ】

■ 経営における「なんとなく」を

  少しずつつぶすことで、

  自分たちの向かうべき方向性も

  より明確になる。

■ 経営における

  「なんとなく」をつぶすためにも、

  経営計画書に取り組んでみては

  どうだろうか。



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posted by 安野 広明 at 21:41| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする