2024年10月01日

Vol.4334「常に変化するために意識したい、初動の速さ」


「流水濁らず、忙人老いず」



これは、


「水は流れているから清らか

 なのであって、

 溜まるとどんどん濁っていくように、

 人間もまた、

 動きが止まると老いてしまう」


という意味です。



93歳にしてなお

現役でいらっしゃる

和食の神様・道場六三郎氏が、

『月刊致知』の中で

紹介されていました。



同氏は、

こんなこともおっしゃっています。


(ここから)
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やり出すまでが大変なんですよね。


そういう時に

「小さな勇気」

が大事だとよく言うんです。


例えば、

洗い物なんかも最初は面倒だから

放っておこうと思うんですけど、

僕は必ず洗う。


ひとたび勇気を奮い起こして

取り掛かれば簡単に終わっちゃうんです。


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一歩勇気を出して飛び込むか、

飛び込まないか。


それが積み重なって

大きな差になっていくと思います。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ここまで)



つまり、


初動の差が変化の差となる


ということですね。



また、拡大解釈をすれば、

初動が遅い人は

変わるチャンスを逃し、

結果として

水が溜まりやすくなり(=腰が重くなり)、

どんどん濁っていく

(=動きが止まって老いていく)

とも言えるでしょう。



私(安野)の知る限り、

自らを進化させていける人は

とにかく初動が速いです。



ダラダラと先延ばしする人

に限って、

いつまでも変わりません。



かくいう私自身、

これまでの人生を振り返ると、

(大事、小事を含め、)


「あのタイミングですぐに動けたのは

 本当に良かった」


と思うことがある一方で、


「あ〜、あの時動いていれば・・

 タイミングを逸したな」


と後悔することも。



ですので、

まだまだ初動スピードを

高める必要があります。



おそらく

人生の後半になればなるほど、

精神的にも肉体的にも

腰が重くなるのでしょうね。



そのように考えると、

93歳で変化を続けていらっしゃる

道場氏の存在感が際立ちます。




少し話は変わりまして・・。



わたしたちは、

誰と出会うか、

誰をロールモデルにするかによって、

まったく違った人生を送る

可能性があります。



そしてこのことは、

本を通しての出会いも同じです。



今回も

『月刊致知』を通じて

道場氏と出会えた訳ですので、

その生き方や考え方に学び、

それをひとつのロールモデルとして、

自分自身の変化につなげたいもの。



とにかく

精神まで老いていかぬよう、

初動の速さに意識を向けて参ります!


********************


【本日のまとめ】

■ 自らを進化させていける人は

  とにかく初動が速い。

■ 誰と出会うか、

  誰をロールモデルにするかによって、

  まったく違った人生を送る

  可能性がある。



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posted by 安野 広明 at 07:17| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする