2024年08月31日
Vol.4303「原点に立ち戻れる仕組みを」
長年、商売を続けていると、
「どうすれば売上拡大できるか?」
「どうすれば集客できるか?」
に意識が向くようになります。
結果として、
マーケティングやテクニックに
走ってしまうことも・・。
もちろん
マーケティング自体は大事ですし、
私(安野)自身、
勉強はしています。
ただ、その背後にある動機が、
「自分」が儲けたい、
「自分」がいい生活をしたい、
「自分」が目標を達成したい
だけになってしまうと、
ちょっと危険。
商売の原点を
見失っている可能性があります。
もし仮に、
その状態のまま
テクニックを駆使して
売上拡大できたとしても、
そこでつくられた数字は
虚像に過ぎません。
長い目で見た時に、いつかは
金メッキが剥がれてしまうでしょう。
そうなった時の反動や衝撃は、
かなり大きいはずです。
では、
商売の原点とは何か?
それは、
「お客様」が喜び、
「お客様」が良くなる
ことです。
お客様がいなければ
商売は成り立たないのだから、
当然でしょう。
なので、どうすれば
「もっとお客様に喜んでいただけるか?」
「もっとお客様のお役に立てるか?」
を常に考え、
商品開発や社員教育に力を入れるのが
商売の基本と言えます。
にもかかわらず、
(繰り返しになりますが、)
いつの間にか
「自分」が喜び、
「自分」が良くなる
のように、
「お客様」が「自分」にすり替わってしまう
のが怖いところ。
したがって、
日常の営みの中で
商売の原点に立ち戻るための仕組み
が不可欠です。
そして弊社においては、
そのための仕組みが
「経営計画書」(*)になります。
* https://annokaikei.com/plan
では、具体的には
どんな内容なのか?
詳しくは、
こちらのイベントにご参加いただければ
と思います ^^
* ビジネスプラン経営計画発表会
Vol.4292「第40期 経営計画発表会のお知らせ」
http://bplan.seesaa.net/article/504441723.html
・・商売の原点に立ち戻れる仕組み
はありますか?
***********************
【本日のまとめ】
■ 商売の原点とは、
「お客様」が喜び、
「お客様」が良くなること。
■ 日常の営みの中で
商売の原点に立ち戻るための仕組み
が不可欠ではないだろうか。
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2024年08月30日
Vol.4302「言葉に対する感度が求められる時代」
ここ数年、
若い社員とどう接すればよいか
に悩む年輩経営者が
増えています。
とりわけ
本人を注意したり叱ったりする場面では、
あまり厳しく言うと
心を患ったり、辞められたりするため、
変に気を遣うようになった・・
とのこと。
確かに、
昭和 → 平成 → 令和
と時代が変わってますので、
例えば昭和時代に
自分が上司から躾けられた指導方法
を、そのまま
令和時代の社員教育に
持ち込んだとすれば、なかなか
上手く行かないでしょう。
というのも、以前、
主人公が昭和と令和を
タイムスリップする、
『不適切にもほどがある』(*)
というドラマが話題になりましたが、
その価値観のギャップたるや、
衝撃的なほどに異なるからです。
* https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/
では、
令和における社員への指導は
どうすればよいのか?
私(安野)にも、
正解はよく分かりません。
ただ私を含め、
多くの経営者に足りていない
と感じるのは、
「説明」することです。
言い換えれば、
説明責任を果たせていない
ということ。
本来、
相手に伝わっていない
のであれば、
「なぜこの作業をやらねばならないのか?」
「何のための取組みなのか?」
などについて
分かりやすく嚙み砕き、
手を変え品を変え、
相手の腑に落ちるまで
説明する責任がある
と考えています。
「見て学べ」「察しろ」
では難しいのかなと。
そういう意味では、昔に比べ、
経営者やリーダーの
言葉に対する感度の高さ
が求められるでしょう。
とはいえ、
「いちいち説明するのは面倒くさい・・」
「そういうの苦手なんだよね・・」
と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
そんな方には、
予め説明を書き記すことができる
経営計画書(*)がおすすめです。
* https://annokaikei.com/plan
私の場合は、
経営計画書と口頭の
両方で説明していますが、
口頭が難しければ、とりあえず
経営計画書で目的等について説明し(=書き記し)、
それを社員に配って共有するだけでも、
だいぶ伝わり方が違ってくる
のではないでしょうか。
ということで、
若手社員への指導の一環として、
経営計画書をぜひご活用下さい ^^
* 経営計画作成集中講座
https://annokaikei.com/plan/lectures
********************
【本日のまとめ】
■ 多くの経営者に足りていない
と感じるのは「説明」すること。
■ 昔に比べ、
経営者やリーダーの
言葉に対する感度の高さ
が求められている。
■ 経営計画書で目的等について説明し(=書き記し)、
それを社員に配って共有するだけでも、
だいぶ伝わり方が違ってくる
のではないだろうか。
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2024年08月29日
Vol.4301「“新しい油”を注入していますか?」
自分がどれほど
変わりたがらない人間か?
を考えたことがあるでしょうか。
例えば、
音楽の趣味にしろ、
服の趣味にしろ、
好きなスポーツにしろ、
好きな食べ物にしろ、
長年変わっていない人は
多いと思います。
かくいう私(安野)自身、
よく聴く音楽が、いまだに
大学生時代にはまったロックバンドの曲
だったり、
たまに中華料理店に入ると
いつも担々麵を注文したり ^^
われながら、
変わらないな〜と
つくづく感じます。
別にそれ自体が悪いことではない
のですが、
変わりたがらないが故に、
いつの間にか
ワンパターンになってしまっている
のは事実でしょう。
その上で、
こと会社経営においては、
経営者やリーダーが
ワンパターンになると、
組織の硬直化を招きかねません。
そして
外部環境や市場が
加速度的に変化している中で、
いままでと同じことを
いままでと同じようにやっている
とすれば、
お客様のニーズとのズレが生じ、
商売がジリ貧になる可能性も・・。
話は変わりますが、
かつて「伝統」の「統」には、
「燈」が使われていたそうです。
これは
灯火を絶やすことなく、
油を注ぎ続けるという意味。
ちなみに
油を断ってしまうことを
「油断」と言い、
注入を怠ってしまうと火は消え、
伝燈が途絶えます。
したがって、
常に新しい油を注ぎ足して、
守り、伝えていくことが必要です。
ここでいう
「新しい油」
は、
「新しいことへの挑戦」
と言い換えることができるでしょう。
無意識に日々を過ごしていると、
ワンパターンに陥って
油断してしまい、
会社の伝統が途絶え、最悪、
存続自体が危うくなりかねません。
私自身、
自社の創業精神や企業文化
などといった伝統を
途絶えさせぬように、
これからも
新しい油を注入し(=新しいことに挑戦し)
続けて参ります。
先日、
久しぶりに入った中華料理店で、
いつもと違うメニューを試してみよう
と思いつつも、最終的に
担々麵を注文してしまった自分
を省みながら、
そんなことを考えました ^^
******************
【本日のまとめ】
■ 人は変わりたがらないため、
いつの間にか
ワンパターンになってしまっている。
■ 自社の創業精神や企業文化
などといった伝統を途絶えさせぬように、
新しい油を注入し(=新しいことに挑戦し)
続けていきたいもの。
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