2024年03月29日
Vol.4148「“型”を超え、“芸風”を身に付けていく」
どんな仕事でも、
一定水準以上の成果を出すための
型(フォーマット)がある
と思います。
例えば弊社の場合、
お客様への数字の説明の型
があって、まずは
その型通りに説明できること
が重要です。
「守・破・離」
でいうところの、
「守」の段階ですね。
そして
型が身に付くと、
仕事は楽になります。
少なくとも
型通りにやれば、
大きく失敗することはないでしょう。
ただし、
ここで気を付けたいのが、
(楽になるが故に、)
そこから抜け出せない
可能性があるということ。
つまり、
1つの型を身に付けると、
思考停止が起こりやすいのです。
そもそも
型というのが
最低ラインであることを考えれば、
そのままだと
プロとして成長することができません・・。
よく、
感動的なサービスは
マニュアルを超えたところにある
と言われますが、
お客様にとって
価値の高い仕事は、
型を超えたところにあります。
したがって
熟練すればするほど、
しっかりとしたベースは持ちつつも、
固定された型はなくなっていく
のが正解なのかなと。
どのお客様にも
杓子定規に対応するのではなく、
1人ひとりのお客様ごとに
説明の仕方を変えたり、
アプローチを変えたり、
キャラを変えたりと、
カスタマイズされていくイメージです。
では、どうすれば
そのようなバリエ―ションが
生まれるのか?
それは、
「このお客様のために役に立ちたい」
「そのためには努力をいとわない」
という思いに尽きるでしょう。
そういったスタンスで
お客様と向き合っていれば、
必然的に、
相手にカスタマイズされた
オリジナルの型が
引き出されるはずです。
それはもはや、
「型」ではなく「芸風」
といっても
よいかもしれません ^^
ということで、
まだまだ未熟な私(安野)は、
型を超えたところで
自らの芸風を確立すべく、
引き続き、お客様と向き合って参ります。
そんなことを考えました。
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【本日のまとめ】
■ 1つの型を身に付けると、
思考停止が起こりやすい。
■ 「このお客様のために役に立ちたい」
「そのためには努力をいとわない」
というスタンスで
お客様と向き合っていれば、
相手にカスタマイズされた
オリジナルの型が引き出されるはず。
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