2023年12月31日
Vol.4059「年末のご挨拶」
2023年も本日で終わりです。
今年も
当ブログにお付き合いいただき、
ありがとうございました。
1年を振り返ると
本当に多くの出来事があり、
良かったこと
反省すべきことを含め、
充実した日々だったと思います。
そして最近
つくづく感じるのが、
人との出会いがすべてを変えていく
ということ。
私(安野)のように
突出した能力のない人間が、
経営者として
なんとかかんとかやれているのも、
出会いのお陰だと思っています。
以前、ある方から
「自分自身とは、これまでに出会ったすべての総合体」
と教わりましたが、
まさにその通りですね。
そういう意味において、
これまでのご縁に感謝する
と同時に、
2024年もどんな出会いがあるのか
楽しみです。
・・それでは、
良い年をお迎え下さい。
来年も、
どうぞよろしくお願いいたします!
安野広明 拝
2023年12月30日
Vol.4058「映画は人生に彩りをもたらす」
突然ですが、私(安野)は
映画を観るのが好きでして、
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映画の何がよいのか?
もちろん
ストーリーを楽しむのも
その1つですが、
私が意識しているのは、
疑似体験することです。
つまり、
決して自分では体験できない
であろうことを、
映画の登場人物になったつもりで
「この場面、自分だったらどうするだろうか?」
とイメージしながら観るのです。
例えば、
『プラトーン』(オリバー・ストーン 監督)
という
アメリカ視点でベトナム戦争を描いた映画
があります。
「プラトーン」とは、
軍隊の編成単位の1つで、
30〜60名程度で構成される小隊の意味。
その中で、
立場的には上だけれど
部下の兵士に比べて
年齢が若く、なおかつ、
戦地での経験が少ない小隊長(=リーダー)
が登場します。
必死でリーダーシップを発揮しよう、
そのために部下と仲良くなろう
と試みるも、頼りなさから
部下から陰ではバカにされ、
ほとんどの兵士は
その小隊長ではなく、
戦地で鍛え抜かれたあるベテラン兵士
の言うことばかりを聞く状態。
やがてその小隊長も、
ベテラン兵士の顔色を窺うようになります。
・・このシチュエーション、
戦場か会社かの違いはあれど、
多くの若手後継者にとって
思い当たるところがある
のではないでしょうか?
「ああ、自分が後を継いだ時と同じようだ」
・・と ^^
幸い、私の場合は
社員の皆さんが協力的で、
事業承継時には、むしろ
助けられたのですが、
後継者ならではの苦労としては、
よく聞く話です。
ですので、
そういった場面での
リーダーとしての振る舞い方は、
この映画を見る度に
考えさせられます。
しかも、戦争という、
指示を間違えれば
人の命を失うような緊張感
の中にあっては、
なおのこと難しいでしょう。
「もしも自分がその立場だったら・・」
とイメージするのは
時に苦痛でもありますが、
そのような見方をすることによって
映画を観る時間に深みが生じるはずです。
様々な疑似体験によって、
映画が人生に彩りをもたらす
といったら大袈裟でしょうか。
ただ少なくとも私は、
ある方から
上記のような見方を教わってから、
映画によって世界が広がった
と感じています。
もちろん、
そんなことは何も考えずに
気分転換として観るのもよいですが、
そんな映画の楽しみ方もある
というご紹介でした。
お正月休みの
ご参考までに ^^
********************
【本日のまとめ】
■ 映画を観る際に
意識しているのは、
疑似体験すること。
■ 様々な疑似体験によって、
映画が人生に彩りをもたらす。
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2023年12月29日
Vol.4057「商売の本質とは、好かれること」
商売の本質とは、
「好かれること」
だと考えています。
言い換えるなら、
相手から
「また会いたい」
「また行きたい」
「またお願いしたい」
と思ってもらうこと。
シンプルに、
この1点を突き詰めるだけで
商売は上手くいくはずです。
逆に言うと、
商売でなかなか思うような成果が得られない
とすれば、
その観点から見直すべきところ
があるのではないでしょうか。
例えば、
▼ 笑顔がなく、機械的に接客される
▼ 何かをお願いする度に、
面倒臭そうな顔をされる
▼ 常に忙しそうで、
こちらの話をまともに聞いてくれない
▼ こちらに知識がないからと、
横柄な態度をとられる
▼ 話が一方的で、伝わりにくい
▼ 何を依頼しても対応が遅く、待たされる
▼ やっていることが雑でミスも多い
・・等々。
自分がお客の立場だったら、
そんな社員(店員)がいる会社(店)に、
「また行きたい」
「またお願いしたい」
とはならないですよね。
ただなぜか、
自身が商売する側に立つと、
その辺りが見えなくなったりします。
ある意味、ここが
商売の難しさなのかもしれません。
もちろん、
それぞれの商売における
専門性も磨く必要はありますが、
そもそも
「また会いたい」
と思ってもらえなければ、
その専門性による価値提供もできない
訳でして・・。
そのように考えると、
経営者を含め、
社内のメンバー全員が
(お客様や世間から)好かれる人間
になるための教育訓練は不可欠です。
なにせ、
「水は低きに流れ、人は易きに流れる」
というように、
何も訓練されなければ、
人間は楽な方、つまり、
自己中心的で嫌われる方へと
向かってしまいますので。
・・人間はどこまでいっても
感情の生き物です。
相手がどれだけ優秀であっても、
その会社の商品・サービスが
どれだけ世間に認知されていても、
嫌いなものは嫌い。
そういうものでしょう。
したがって、
経営者やリーダーは
その本質を見誤らぬよう
心がけたいものです。
・・自戒を込めて。
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【本日のまとめ】
■ 社内のメンバー全員が
(お客様や世間から)好かれる人間
になるための教育訓練は不可欠。
■ 人間はどこまでいっても
感情の生き物である。
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