2023年10月31日
Vol.3998「“成功の習慣”というフォームを身に付ける」
これまでに
数多くの成功者を研究してきて
(もしくは成功者とお付き合いさせていただいて)
よく分かったのが、
成功の習慣を持っている人が成功する
ということ。
もちろん、中には
類稀なる才能だけで
抜きん出る方もいらっしゃいますが、
大半の成功者は、
習慣化されたものを持っています。
おそらく、
「人間は習慣の奴隷である」
ことを熟知されているのでしょう。
したがって、
習慣へのこだわりが
かなり強い。
短期のみならず
中長期的な成果につながるように、
習慣のメンテナンスを行ったり、
どこかでヒントを得たら
すぐにご自身の習慣に取り入れます。
野球に例えるならば、少しでも多く
ヒットを量産できるフォーム
を身に付けようとしているようなもの。
ここでのポイントは、常に
フルスイングでホームランを狙いに行く
のではなく、
あたかもイチローのごとく、
安定的にヒットを生み出していくことです。
そんなフォームが手に入れば、
成果が得られるのはもちろんのこと、
人生が楽しくなりそうですよね ^^
そしてこれは、
成功には再現性がある
とも言えるでしょう。
先天的な才能だけではなく、
習慣化であれば、
やろうと思えば誰にでもできますので。
ただ、私(安野)を含め、
(成功者ではない)凡人ほど、
習慣へのこだわりが弱い
と感じます。
「そういうことが大事」
だと頭では理解しても、
忙しいことを理由に
実行には移さず、現状維持のまま
なんとなく日々を過ごしてしまうのです。
もしも
フォームが正しくないまま
バットを振り続けているとすれば、
ヒットが打てないのは当然ですよね。
時の経過と共に
(成功者との)差が広がるのも、
容易に想像がつくでしょう。
私自身、反省だらけです・・。
少し話は変わりますが、
小学生の頃、学校の教室には
分度器がありました。
角度を測るために
目盛りが刻まれた、
半円形のやつ(道具)です。
小学生が算数や図工で使う時には
1度の差はたいして気にならないものですが、
実は、角度が1度違えば、
1メートル先では
1.74cmの差が生まれ、
1キロメートル先では、なんと
17.4mの差が生まれるのだとか(!)
そのように考えると、1度って、
馬鹿にできないですよね。
それと同じように(?)、
習慣というフォームは、
ほんの少しの差でも
将来に大きな差を生み出します。
成功者にはほど遠い私が言うのもなんですが(汗)、
その人の本を読むなり
セミナーや勉強会で教えを請うなりすることで、
成功している方々をよくよく観察し、
その中で見つけた「成功の習慣」を、
少しずつでも
自らのフォームに取り入れていきたいもの。
そんなことを考えました。
********************
【本日のまとめ】
■ 成功の習慣を持っている人が成功するし、
成功には再現性がある。
■ 成功している方々をよくよく観察し、
少しずつでも「成功の習慣」を
自らのフォームに取り入れていきたいもの。
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2023年10月30日
Vol.3997「商売の本質を見失わぬように」
商売を行う上で、
市場の動向やライバルの動き
をリサーチすることも重要ですが、
それ以上に大切なのは、
目の前のお客様です。
そんなのは当たり前だろう、
と突っ込まれそうですね・・。
ただ、
「顧客第一主義」
を掲げつつも、
日々の作業に追われて
顧客対応がマンネリ化し、
変化するお客様の感情に
思いを致せていない会社(店)は、
案外多いと感じます。
そうやって
お客様がないがしろになってしまうと、
いくら
マーケティングができていても、
いくら
社内の環境整備が整っていても、
いくら
社員どうしの仲が良かったとしても、
それはまるで、
チェーンの外れた自転車
を漕いでいるようなもの。
そのままだと
新規客は増えず、やがて
客離れが生じ、結果として
社員に十分な給料を払えずに
社員離れ(=離職)も生じ、
会社(店)の永続的な発展は
難しくなるでしょう。
ちなみに、本来、
「店」とは「見世」と書き、
世の移り変わりを「見」て、
お客様の心の変化を感じ取るのが
商売人の務めだそうです。
そうすることで、
お客様の期待に応え続けるのが
商売の本質なのだと思います。
言い換えれば、
商品・サービスが売れるのは、
お客様がそれを
「自分の役に立つ」
と思うからであって、
商売上の競争とは
「お客様へのお役立ちの競い合い」
です。
そういう意味でも、
小難しい戦略や戦術をこねくり回す以前に、
お客様の感情の変化にこそ
目を向けるべきでしょう。
少し話は変わりますが、
「日本商業の父」「昭和の石田梅岩」
と呼ばれた倉本長治氏は、
こんな詩を遺しています。
(ここから)
↓
ーーーーーーーーーーーーーーー
お店のおかげで
町の人たちの
生活が改善されました
とお礼を言われる店こそ
真のお店
ーーーーーーーーーーーーーーー
↑
(ここまで)
もちろん、
ここでいう「店」は
「会社」に置き換えても同じです。
弊社では、「ビジョン」として
「たくさんのありがとうを集め、日本の中小企業を元気にする」
を掲げていますが、
お客様から「ありがとう」と言われるような商売
を追求することが
倉本氏のいう「真の店」に近づけるものと
信じていますし、
そのために、どこまでも
1人ひとりのお客様の心に思いを致す会社でありたい
と思った次第。
・・本日は、自戒を込めて。
************************
【本日のまとめ】
■ 「店」とは「見世」と書き、
世の移り変わりを「見」て、
お客様の心の変化を感じ取るのが
商売人の務めである。
■ お客様から「ありがとう」と言われるような商売
を追求することで、
「真の店(会社)」に近づけるのではないだろうか。
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2023年10月29日
Vol.3996「学びを続けるコツは、“未来”と“いまここ”との使い分け」
昨日は、
「学びの道を歩み続け、少しずつでも
自らの可能性を開花させていきたいもの」
と書きました。
本日は、その続きです。
いつまでも
未来に希望を持ち、
明るく前向きに学び続けた方がよい
のは分かるけれども、
なかなか気が乗らない・・。
そういうタイミングは、
誰にでもあるはずです。
かくいう私(安野)自身、
未来を考える心の余裕が無くなったり、
ネガティブモードで
何もかもがどうでもよくなることは
たまにあります(汗)。
そしてその原因となるのが、
不安や恐怖心。
言い換えると、
そういった感情をもたらす情報
に触れる度に、
「学びどころじゃない」
となるのです。
例えばそれは、
「〇〇さんがあなたのことを
△△って言ってたよ」
「おたくの会社、
△△な評判が流れているらしいよ」
「うちの業界、数年後には
△△になるみたい」
・・などなど。
(* △△はいずれもネガティブな内容)
もしもそんな情報が耳に入ったり、
新聞やニュースで触れたとすれば、
とりわけ、小心者の私なんて
不安で心が埋め尽くされます。
悪いイメージというのは、
際限なく膨らみますので。
まあ、多くの場合、
さほどたいしたことなかったり、
考え過ぎだったりするんですけどね。
最近は、SNSの普及に伴い、
将来の不安を煽るようなPR広告
(←勝手に流れてくるやつ)を見たり、
さも上手くいっているような
知人の投稿を読んで、
焦燥感を抱き、不安になる
なんてこともあるでしょう。
それだけ、現代は、
不安や恐怖心を促す情報が
至る所に埋め込まれているのです。
そんな時に、
「未来のために学びを・・」
と無理をしても、やはり、
かき乱された心が落ち着くまでは難しい。
むしろ、
本来は楽しいはずの学びが、
苦痛に感じてしまうかもしれません。
そこで
そういうモードになったら、
まずは乗り切るしかない。
具体的には、
未来の学びはいったん置いといて、
「いまここ」
に全集中するのです。
おそらく、
目の前のことに全力で取組んでいれば、
そちらに意識が向くため、やがて、
不安や恐怖の感情も和らぐはず。
そうして、ある程度
気持ちが落ち着いたところで、
再び、学びの時間をとればよい
のではないでしょうか。
このように、自分の中で、
「未来」と「いまここ」とを
使い分けることが、
学びを継続するコツだと思っています。
何かのご参考までに。
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【本日のまとめ】
■ 現代は、不安や恐怖心を促す情報が
至る所に埋め込まれている。
■ 自分の中で、
「未来」と「いまここ」とを
使い分けることが、
学びを継続するコツではないだろうか。
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