2023年09月30日

Vol.3967「出逢いは夢の始まり」


昨日の夜は、

益田木鶏クラブ(=『月刊致知』を用いた地域の勉強会)

を開催。



侍ジャパンの栗山英樹監督と

円覚寺の横田南嶺管長との対談記事

について語り合いました。



私(安野)は、以前、

Amazon Primeで

『憧れを超えた侍たち』

というドキュメンタリー映画を観てからというもの、

どんな選手やスタッフとも

垣根なく対等に話される

栗山監督のリーダーシップに

非常に興味を持っていたため、

その背景にどのようなお考えがあるのか、

今回の記事を読んでよく分かりました。



特に私が共感したのは、

監督の仕事について。



栗山監督は、

2つ挙げていらっしゃいます。



1つは、決める係。



これは、

監督が偉い訳ではなく、

小学校の時の生き物係とか

給食係とか掃除係と一緒で、

最後に決める係

という意味です。



そしてもう1つは、

人が一番やりたがらない嫌なことを

率先してやるということ。



例えば、

選手に言いにくいことを

「やっといて」とコーチ任せにするのではなく、

そういう面倒くさい嫌な仕事は

あえて自身で直接やられるそうです。



もちろん、この2つは、

そのまま会社経営にも

当てはまります。



経営者の仕事は、

意思決定することと、

クレーム対応等を引き受けること

であり、いずれも、

役割りにすぎない。



私自身、経営者として

とても腹落ちしました。




また、チーム作りについても、

以下のようにおっしゃっています。


▼ 強い組織というのは、

 全員が自分の都合よりもチームの都合を優先し、

 全員がチームの目標を自分の目標だと捉えていること


▼ チームの一員ではなく、

 自分のチームだと思って欲しい



まあ、この辺りは、

侍ジャパンがトッププレイヤーの集まりだからできる

といった側面もあるのでしょうけど、

やはり、経営者の立場としては

1人ひとりにそのくらいの当事者意識

を持って欲しいものですし、

チームとしての理想の姿

だと感じます。



今回の記事を読んだことで、

栗山監督は、私にとって

目指したい理想のリーダー像の1人

となりました ^^




少し話は変わりますが、

今回の月刊致知10月号のテーマは、


「出逢いの人間学」


です。



私自身、

これまでの人生を振り返ると、

本当に数多くの人との出逢いによって

導かれてきました。



それら1つ1つの出逢いの総和が、

現在の自分を形成している

のだと思います。



そして、今回のような

本での出逢いも同じ。



栗山監督はもちろんのこと、

特に故人には

本を通してしか出逢えませんので、


本を読む = 出逢いの総量が増える


と言えるでしょう。



ただここで意識したいのは、

出逢いを「真の出逢い」にしようと思えば、

こちら側の謙虚さや素直さが

不可欠であること。



出逢いを生かすも殺すも、

自分次第ということですね。




昨日の木鶏クラブの中で、

ある方が、


「出逢いは夢の始まり」


という言葉を紹介されていました。



これからも、出逢いによって

自身をつくり変えていけるよう、

引き続き、精進して参ります。



何かのご参考までに。


*******************


【本日のまとめ】

■ 1つ1つの出逢いの総和が、

  現在の自分を形成している。

■ 出逢いを「真の出逢い」にしようと思えば、

  こちら側の謙虚さや素直さが不可欠。

■ 「出逢いは夢の始まり」である。




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posted by 安野 広明 at 23:04| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月29日

Vol.3966「経営計画作成集中講座のご感想をいただきました」


先日、

経営計画作成集中講座にご参加下さった

M様より、嬉しいご感想をいただきました。



以下に、ご紹介いたします。


(ここから)
  ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

去年に引き続き

今年も経営計画書セミナーを受講させてもらいました。



来期を考えるに当たり、

わが社がどちらの道を選択するのかの大事な分岐点でしたので、

ぜひ安野先生に相談したいと考えました。



自分一人では整理出来ない経営計画書の作成を、

安野先生は我が社の目指すべき未来の姿を軸に

導いてくださいます。



まるでバラバラのパズルのピースが一つづつハマり、

最後に完成図が出来上がるようです。



未来の映像が見えたときには、

まるでで頭の中の霧が晴れた様でスッキリ明るい気持ちと

ゴールに向かう勇気、自信をいただく事が出来ました。



経営計画書を作成すると、

自分が何のために経営するのか、

自分らしい生き方をいつも思い出させていただき、

背中を押していただけます。



ビジネスプランさんは、

私にとって心強いビジネスパートナーです。



また、

ビジネスプランさんのオフィスの雰囲気は、

スタッフの皆さんの温かい人柄が随所に感じられる空間で

とても居心地の良いオフィスでした。



スタッフの皆さんが輝いて働ける。

そんな環境を創っておられるのを肌で感じました。



このような会社をわが社も創っていきたい等、

たくさんの学びを得ることが出来ました。



ありがとうございました。



小売業 H.M様

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  ↑
(ここまで)



M様、過分なお言葉を

ありがとうございます!



お役に立てたようで

何よりです ^^



M様が書いて下さっているように、

日常業務から離れた場所で

自社の経営と向き合うと、

頭の中のモヤモヤが晴れて

会社の未来の姿が見えて来るはずです。



その際、私(安野)は、

問いを投げかけながら、

出てきたキーワードを

ホワイトボードに書き出したり、

数字にしてまとめるだけ。



高尚な答えをお渡しするでもなく、

あくまで

壁打ち相手に徹しています。



ただ、それだけでも

喜んでいただけるのだから、

本当にありがたいですし、

逆に言うと、

世の中の経営者には、

壁打ち相手役がほとんどいない

のかもしれませんね・・。




ということで、

引き続き弊社では、

中小企業にとって

なくてはならない存在を目指すべく、

社員と共に精進して参ります!



経営計画作成集中講座にご興味のある方は、

こちらをご覧下さい。

https://annokaikei.com/plan-2/lectures


過去のご利用者のご感想(一部)はこちら。

https://annokaikei.com/wp-content/uploads/71829c349ecb6f93484f076522e5982f-3.pdf



本日は、ご紹介ということで。



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posted by 安野 広明 at 22:48| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月28日

Vol.3965「青と赤、どちらのカプセルを飲みますか?」


ひと昔前に観た、

『マトリックス』

という映画の中で、

印象に残っているシーンがあります。



主人公のネオに対して、

青と赤の2つのカプセルを差し出し、


「青いカプセルを飲めば、

 ベッドで目が覚めて君は今まで通りだ。


 赤いカプセルを飲めば、

 真実をみることができる。」


と選択を迫るシーンです。



そして、

赤いカプセルを選んだネオが目覚めたのは、

培養液の中。



実は、今まで暮らしていたのは

マシン(機械)が人間の脳につくった

「マトリックス」と呼ばれる仮想現実の世界で、

現実の世界では、

人間はマシンに培養されていた・・

というストーリー設定です。



そこから

ネオたち人間とマシンとの戦い

が始まります。




「夢を見ている間は、それが夢だと気付かないのさ」



これも、

映画の中で登場するセリフですが、

青のカプセルを飲み続けていれば、

仮想現実から目覚めることはなく、

いままで通りの生活を続けることができる。



それとは逆に、

赤のカプセルを飲めば

真実を知ってしまい、

現実世界の中で戦わなければならない。



・・この構造、

なんだか今の世の中にも

当てはまる気がします。



というのも、現代社会は、

新聞やテレビなどのマスメディアや

インターネットの情報によって、

自分の脳内につくり出されたもの

と解釈できるからです。



そのように考えると、


「これまで自分が信じてきたことは

 本当に正しいのか?」


を疑ってかかる必要があるでしょう。



夢を見ていただけ

かもしれないので・・。



もちろん、映画のように、

カプセルを飲めば真実に目覚める

なんて単純なものではありません。



そういう意味では、

マトリックス以上に、現代社会は

複雑かつ巧妙に設計されている

とも言えるでしょう。



また、私(安野)のような

一般庶民がリーチできる真実には

限界があって、結局は、


「何が正しいのかよく分からない・・」


という錯乱状態(!?)に陥る可能性

すらあります。



つまり、

疑うことはせず(=赤いカプセルは飲まず)、

現状(=マトリックス)を受け入れ、

夢を見続けた方が楽

ということ。



まさに

「知らぬが仏」ですね。




そして、ここから先は、

人それぞれの価値観や人生観

によって異なるため

多くは語りませんが、

少なくとも私自身は、

世間の常識に受け身のまま流される

よりも、仮に

知る苦しみがあったとしても、

1ミリでも真実に近づきたいですし、

そのために、

過去のブログ(*)で書いたように

(可能な範囲での)一次情報を追い求めていきたい

と考えています。


* ご参照下さい。
   ↓
Vol.3963「いかにして一次情報に触れるか?」
http://bplan.seesaa.net/article/500877612.html



青と赤、

どちらのカプセルを飲みますか?


(映画を知らない人には、

 分かりにくくてすいません・・)


**********************


【本日のまとめ】

■ 現代社会は、

  新聞やテレビなどのマスメディアや

  インターネットの情報によって、

  自分の脳内につくり出されたものである。

■ 1ミリでも真実に近づくためにも、

  (可能な範囲での)一次情報を追い求めていきたいもの。



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posted by 安野 広明 at 23:22| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする