2022年09月11日

Vol.3583「一歩踏み出し、見える景色を変えていく」


世の中には、

不変の真理や原理原則があり、

自己啓発本やセミナーというのは、

切り口や事例は異なれど、

おおよそ似たような原理原則系の話

に行き着きます。



なぜならば、

それが本質だから。



ただし、そういった話に対して、

「辛気臭い」「手垢が付いている」

「どこかで聞いたことがある」

などと、

あまり価値を理解されない人も

いらっしゃるようです。



その一方で、

聞く度に新しい発見がある

という人もいます。



では、両者の差は

どこからくるのか?



それは、

当事者意識を持って聞き、

聞いたことを実践し、

実践した後に再び聞いているから。



つまり、

実践したことによって一歩前進でき、

見える景色が変わっているのです。



景色が変われば、仮に、

似たような話であっても、

そこには新たな発見があります。




登山に例えるなら、

一歩ずつ山を登り続け(=実践し)、

ふと立ち止まって後ろを振り返った時、

眺めがまったく違っていて、


「麓にいた時、登山ガイドさんが

 教えてくれた絶景とは、

 こういうことだったんだ」


「周りをよく見ると、

 麓には無かった

 山野草や高山植物がたくさんあるな〜」


「よし、さらに頑張って、

 山頂を目指そう!」


みたいな感じになりますよね?(たぶん)



もしもこれが、

ずっと麓にいたまま、


「標高〇〇メートルまで行けば、

 こんな絶景が見れますよ」


とガイドさんから写真を見せられ、

何度も同じ説明を聞いていたら、

それは飽きて当然でしょう。



現実が何も変わっていない

のだから。




逆に言うと、もしも

原理原則系の本やセミナー

に触れた際、


「あー、分かった分かった」


となるとすれば、それは、

これまでに学んだことを

実践できていない証拠!?

かもしれません。



そのままでは、

読んだり、聞いたりしたところで

ほとんど意味がない

と言えるでしょう。



麓でぬくぬくしたまま

登山をする気が無いのなら

別によいのですが、

もしも山頂を目指したいのであれば、

インプットはほどほどに、

まずは一歩を踏み出し、

見える景色を変えていきたいものです。



そんなことを考えました。


**********************


【本日のまとめ】

■ 実践することによって一歩前進できれば、

  見える景色が変わってくる。

■ 原理原則系の本やセミナーに触れた際、

  分かった気になるとすれば、それは、

  これまでに学んだことを

  実践できていない証拠かもしれない。



<< ご案内 >>


●ビジネスプランホームページ
 http://annokaikei.com/

●小冊子「桃栗経営のすすめ」
 http://annokaikei.com/media

●お客さまの声
 http://annokaikei.com/voice-2

posted by 安野 広明 at 21:11| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする