2022年09月10日
Vol.3582「問われる場面こそ人間性が現れる」
他者から何かを問われ、
即答できない場面というのは、
その人の、人となりが現れる
と考えています。
分からなければ
素直にそう答えたり、
これまでの経験から
何かしら絞り出して回答しよう
と思考をフル回転
する人もいれば、一方で、
表面的に取り繕ったり、
無理して答えようと
支離滅裂な回答をしたり
する人もいます。
どちらがコミュニケーションを取りやすいか?
といえば、
もちろん前者です。
後者の場合、いちいち
コミュニケーションに引っかかりが生じますし、
その場はよくても、
(つじつまが合わなくなり、)
後になって不調和が生じたりします。
チームワークを図るためには
なんとかしたいところですが、
こればっかりは、
本人の姿勢や人間性に起因しているため、
他者がどうこうするにも
限界があります。
最終的には、本人が気付き、
改めるしかないのでしょう。
ただ、1つ思うのが、
もしかすると、後者の人は、
自分自身と向き合う回数や時間が
足りないのではないか?
ということ。
そうなると、
自分で自分が見えなくなり、
「相手から自分がどう見えるのか?」
といった視点も失われますので・・。
過去のブログ(*)でも書きましたが、
本来、問われる立場というのは、
成長のきっかけでもあります。
* ご参照下さい。
↓
Vol.3031「問われることで、人は成長できる」
http://bplan.seesaa.net/article/480386207.html
即答できずとも、
その場を取り繕ったり、
自分を誤魔化したりせず、
正直かつ誠意を持って対応する
と同時に、後から
自分なりに確認したり、調べたり、
思考を深めるきっかけにする。
そういう人が成長できるし、
チームの中でなくてはならない存在
になっていくのでしょう。
私(安野)もまだまだですが、
ふとそんなことを感じたので、
書き記しました。
・・自戒を込めて。
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【本日のまとめ】
■ 他者から何かを問われ、
即答できない場面というのは、
その人の、人となりが現れるもの。
■ 問われる立場というのは、本来、
成長のきっかけでもあるはず。
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