2020年10月30日

Vol.2902「2種類の逆境を乗り越えるために」


先日は、

第92回益田木鶏クラブ(=『月刊致知』を用いた地域の勉強会)

を開催。



今回のテーマは、

「渋沢栄一『論語と算盤』に学ぶ 大転換期の生き方」

で、

東洋思想研究家の田口佳史先生と、

コモンズ投信会長で渋沢栄一の玄孫に当たる

渋澤健氏との対談記事です。



渋沢栄一といえば、

生涯で約500もの企業経営に携わり、

「近代日本資本主義の父」や「実業の父」

と呼ばれているのは存じ上げていましたが、

その人物像についてはよく知らなかったため、

とても興味深く記事を読み、

その感想を参加者と共有しました。



記事の中で印象に残った点が、

いくつかあります。



その1つが、

渋澤健氏がおっしゃっていた、


「逆境の乗り越え方」


について。




渋沢栄一が著した『論語と算盤』には、

逆境に直面した時、

「自然的逆境」と「人為的逆境」を区別して

対応策を講じる必要がある

と書かれているそうです。



台風や地震などの「自然的逆境」

の場合には、

「足るを知る」「分を守る」

ということで、

やるべきことはきちんとやって、

後のことは天命に任せる。



一方で、

人間関係のもつれなどによる「人為的逆境」

の場合には、

「自分は何を成し遂げたいのか」

というベクトルを

常に立てておくことが大事であり、

未来志向を抱いて幸福なる運命を招くべき

とのことです。




個人的には、

逆境を2種類に区別しているところが

分かりやすいと思いました。



そして、現在のコロナ禍は、

「自然的逆境」と「人為的逆境」の

いずれの要素も入っている

と感じます。



したがって、

感染予防のために備えるだけ備えたら、

あとは、


成し遂げたい志があるかどうか


が重要。



すなわち、

こういった混迷期こそ、

経営者としての理念やビジョンによって


会社の明るい未来を思い描く


のです。



そのように考えると、

コロナ禍において

逆境を乗り越えるためには、


理念やビジョンを掲げた「経営計画書」(*)が不可欠


といえるのではないでしょうか?


http://annokaikei.com/plan



ぜひ、経営にご活用下さい。



本日は、備忘録を兼ねて。


*********************************


【本日のまとめ】

■ 逆境に直面した時、

  「自然的逆境」と「人為的逆境」を区別して

  対応策を講じなければならない。

■ 混迷期こそ、

  経営者としての理念やビジョンによって

  会社の明るい未来を思い描く必要がある。



<<<  お知らせ  >>>

「桃栗(ももくり)メルマガ」(無料)を始めました。

毎週月曜日の配信予定です。

メルマガでしかないご案内もあります。

よろしければ、こちらからご登録下さい!

https://prime.shien-juku.com/index.php?action=R1&a=78&g=4&f=8


posted by 安野 広明 at 23:37| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする