2020年09月16日

Vol.2858「“いかに相手の思考を働かせるか?”が育成のポイント」


人の成長と思考力は比例する。



これは間違いのない事実です。



ただし、上司が部下に対して、


「論理的に考えなさい」

「常識にとらわれるな」

「当事者意識を持て」

「考えながら行動しなさい」


などと、一方的に指導したところで、

ほとんど効果はないでしょう。



なぜなら、そもそも本人は、

「論理的に考えていない」とも

「常識にとらわれていない」とも

「当事者意識を持っていない」とも

「考えながら行動してない」とも

思っていないから。



つまり、

本人にはその自覚がないのです。



したがって、

例えば全体会議の場で

上司から一方的に言われても、

分かったふりはするかもしれませんが、

心の中では、


「・・そうは言っても、何をどうすればいいんだろう?」


が部下の本音だと思います。



中には、

その状態が長年続き、

そもそも聞く耳を持てなくなってしまう人も。



右耳から入った言葉が

思考を介すことなくスルーして、

左耳から出ていく、

まさに馬耳東風です。



そうなると、

言うだけ無駄な訳ですから、

その人にとって会議の場は、

無意味な時間になってしまいます。


(これとは逆に、思考力の高い人は、

 どんな内容も自分事として吸収できます)




そこで、

指導する側として意識したいのは、


いかに相手の思考を働かせるか?


という視点。



具体的には、仕組みの中で、

その人自身の考えを

発言させたり、書いてもらうのです。



そうすることで、

ある意味、強制的に、

思考せざるを得なくなります。



そして、いったん思考すれば、

それを引き金として、

さらなる思考へとつながる可能性は高いでしょう。



このように、

相手が思考力を鍛え、成長するためには、


話す・書くといったアウトプットの場


が不可欠だと考えています。



ちなみに、弊社の場合、

朝礼での「3分間スピーチ」や

毎月の「社内木鶏会」(=『月刊致知』を用いた社員研修)

がその代表なのですが、

まだまだ足りないな〜というのが、

正直なところです・・。




それはさておき、

もしも今、一方的な指導に終始している

とすれば、


相手の思考を働かせる仕組みづくり


を検討してみるのもよいかもしれません。



ご参考までに。


***********************************


【本日のまとめ】

■ 人が思考力を鍛え、成長するためには、

  話す・書くといったアウトプットの場

  が不可欠である。

■ 相手の思考を働かせる仕組みづくり

  を検討してみてはどうだろうか。




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posted by 安野 広明 at 20:37| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする