2020年07月03日

Vol.2783「アドバイスをする側に求められる知行合一」


何かをアドバイスする時、

机上の空論で分かったようなことを言っているかどうかは、

往々にして

相手に見透かされるものです。



例えば、社員教育一つとっても、

確かに、市販の本を読めば、

それなりの知識は得られますし、

あるべき論をそれっぽく語ることもできる

でしょう。



しかし現実には、

社員1人1人は、切れば血の出る生身の人間であって、

モノでも機械でもありません。



「〇〇すれば、〇〇になる」

といった「正解」があるように思えて、

杓子定規にできないのが、

社員教育です。



したがって、実際のところは、

自身が社員や部下と

真剣に向き合っている人にしか語ることができない。



そういうものだと思います。



これを逆に言うと、

分かっている人からすれば、

相手のアドバイスが

上っ面だけの空理空論かどうかは、

一目瞭然ということです。




そして、(社員教育に限らず、)

何かを人にアドバイスする側が、

そのギャップに気付かないまま、

いつまでも知識や理論を振り回して

アドバイスした気になってしまうほど、

残念なものはない・・。



だからこそ、まずは


可能な範囲で自ら実践することが大事


だと考えています。



とりわけ、現在、

コロナショックによって

「どんな企業もトランスフォーメーションしなければならない」

と言われる中で、


「変化しましょう!」

とお客様に伝えている当の本人が、

自ら変化を実践しているのか?

は、とても重要でしょう。



変化には、必ず痛みが伴います。



言うのは簡単ですが、

実際に自らが変化の苦悩を体験している

のといないのとでは、

お客様への説得力は違ってくるはずです。



もちろん、

アドバイスの内容すべては

実践できないにしても、

自分にできる範囲で行動し、


「言っていること」と「やっていること」の重なる面積を

多少なりとも大きくすること(=知行合一)が、

アドバイスする側には求められるのではないでしょうか?



自戒を込めて、

そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 何かをアドバイスする際、

  自らが実践しているのといないのとでは、

  お客様への説得力は違ってくるはず。

■ 「言っていること」と「やっていること」の重なる面積を

  多少なりとも大きくすること(=知行合一)が、

  アドバイスする側には求められるのではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 21:14| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする