2020年06月23日

Vol.2773「大事なのは、“期待”ではなく“希望”を持つこと」


周囲に対して過度に期待することは、

百害あって一利なし

だと思っています。



例えば、

今回のコロナ禍では、

4月16日に緊急事態宣言が(全都道府県に)発令され、

当初は、5月6日までが期間でした。



しかし、ご承知の通り、

5月4日付で、

5月末までの延長が決定されます。



とりわけ、

観光業や宿泊業や飲食業を

営んでいる方であれば、

書き入れ時のゴールデンウィークを失ったのは

痛いけれども、その分、

連休明けからの巻き返しを

期待していたはず。



その期待が高ければ高いほど、

延長が決定した時の絶望感は

計り知れないでしょう。



過去のエントリ(*)にも書かせていただいたように、

かのアウシュビッツ収容所では、

「○○(日付)にはここを出れる」

といった噂を信じ、

楽観的な期待をしていた人から

亡くなっていったそうです。



それだけ、

いったん気持ちが高まった(=過度に期待した)後の落胆は、

ダメージが大きいのだと思います。


* ご参照下さい。
   ↓
Vol.1912「“意味”を与えなければ人は動かない」
http://bplan.seesaa.net/article/456863806.html




また、

行政に対する過度な期待も、

よくあるパターンです。



特定の政党や候補者に期待すること

自体は問題ないのですが、

それが過度になると、将来、

公約を破って期待を裏切られた場合に、

不平不満を漏らしたり、批判するようになり、

いつの間にか、

「自分たちが不幸なのは、政治家や行政のせいだ」

みたいな他責思考に陥ってしまう・・。



そんな人をよく見かけます。




さらに、経営者や上司が、

一社員に対して過度に期待すると、

期待された側にとっても辛いでしょう。



無言の圧がかかり、

場合によっては、心が折れてしまう

かもしれません。




このように、過度な期待は、

自分にとっても、相手にとっても、

いいことはない。



ですので、

もしも期待が外れても、

「まあ、そんなものだよね」

と、(いい意味で)冷静な目を持つべき

だと思っています。



そして、なにより大事なのは、


「期待」ではなく、「希望」を持つこと


ではないでしょうか。



希望であれば、その源泉は、

自分以外の他者ではなく、

自分自身になります。



したがって、

そこに依存心や、他者への圧は生まれません。



そしてそのためにも、


明るい未来を描き、自らの言葉で語ること


が重要。



本気で語り続ければ、きっと、

自分の中から力強さがみなぎってくるはずです。



そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 過度な期待は、

  自分にとっても、相手にとっても、

  いいことはない。

■ 大事なのは、

  「期待」ではなく、「希望」を持つこと。

■ そのためにも、

  明るい未来を描き、自らの言葉で語ることが重要。

posted by 安野 広明 at 22:54| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする