2020年06月30日

Vol.2780「目的のネジは緩んでいませんか?」


「何のために事業を行うのか?」

「何のために仕事をするのか?」


といった会社の目的は、多くの場合、

経営理念やビジョンとして掲げられます。



そして、

その目的がどこにあるかによって、

メンバー1人1人の行動範囲は変わり、

また、目的に共感した人が

新たなメンバーとして加わってくれるはずです。



もちろん

メンバーや行動が変われば、

最終的な仕事の成果も違ってきますので、

それだけ、

会社の目的というのは、

重要な位置付けと言えましょう。



しかしながら、

この目的に対する1人1人の意識は、

ネジと同じで、すぐに緩みます。



たまに、

ホコリをかぶった(もしくは黄ばんだ)状態で

経営理念が社内に飾られている(=忘れられている)

のを見かけますが、

それはあたかも

経年劣化して錆びつき、ネジが緩みきったようなもの。



そのままでは、

まったく目的としての意味を為しません。



したがって、本来、

毎日、ネジを締め直す必要があります。



ちなみに、弊社では、

毎朝、経営計画書に掲載している

経営理念やビジョンの唱和を行っており、

これも、締め直すための仕組みの一つです。



ただ、

経営計画書を作り、唱和してすら、

私(安野)自身、時には

緩みそうになるのが正直なところ(汗)。



それほど、

人間の意志力は弱い

ということですね・・。




少なくとも、現在、

ネジを締め直す仕組みがなく、

目的のネジがゆるゆるになっているのであれば、

会社の目的が機能するよう

仕組化してみてはどうでしょうか?



そして、その際にはぜひ、

経営計画書(*)をご活用下さい。


http://annokaikei.com/plan



以上、何かのご参考までに。


*************************************


【本日のまとめ】

■ 会社の目的に対するメンバー1人1人の意識は、

  ネジと同じで、すぐに緩むもの。

■ ネジを締め直す仕組みがないのであれば、

  会社の目的が機能するよう

  仕組化してはどうだろうか。


posted by 安野 広明 at 22:19| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月29日

Vol.2779「“想定外”を言い訳にしない、無酸素登山家からの学び」


8千メートル級の山には

デスゾーン(死の世界)があって、

酸素量は平地の3分の1にまで減り、

少し体を動かすだけでも苦しく、

意識は常に朦朧とした状態が続くそうです。



そんな山々を、なんと

酸素ボンベをつけずに踏破してきたのが、

無酸素登山家の小西浩文氏。



これまでに10回以上、

雪崩などによって

死に直面してきたという同氏は、


「すべての事象には必ず何らかの前触れがある」


とおっしゃいます。



それは多くの場合、

微かな兆しのようなもので、人によっては、

気付かずに終わってしまうことがある

とのこと。



その兆しをキャッチできるかどうかが、

危機管理の上ではとても重要

なのだそうです。




また最近は、

よく「想定外」という言葉が使われますが、

危機の9割は予見できることを考えれば、

「想定外」は甘えに他ならない

ともおっしゃっています。



そして、この想定外の事態を避ける方法が、


自分の想像力をフルに働かせ、常に最悪の事態を想定し、事前に手を打つこと


です。



実際、小西氏は、

登山に限らず、講演先に向かう時などでも、

事故で電車が止まってしまった場合、

どの駅でタクシーに乗り換えれば飛行機の搭乗時刻までに空港に到着できるか、

人が殺到してタクシーに乗れない時はどうするかなど、

あらゆるシミュレーションを描くそうでして、


「想定外」を言い訳にしない


という、強い意思が伝わってきます・・。




もちろん、以上のことはすべて、

ビジネスに置き換えることもできます。



「小西氏のように」とはいきませんが、

私(安野)自身、経営者として、

「想定外」を言い訳にせぬよう、

平時の準備をしっかり行っていこうと

意を新たにした次第。



本日は、備忘録ということで。


* 『月刊致知2020年7月号』参照


*************************************


【本日のまとめ】

■ すべての事象には必ず何らかの前触れがある。

■ 「想定外」は甘えに他ならない。

■ 想定外の事態を避ける方法は、

  自分の想像力をフルに働かせ、常に最悪の事態を想定し、事前に手を打つこと。

posted by 安野 広明 at 23:14| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月28日

Vol.2778「怒りの感情をコントロールできれば、生産性は上がる」


われわれが生活する上では、

怒りの感情と

うまく付き合っていかねばなりません。



ただ実際には、

それをコントロールできずに、

組織の中において

不調和が生じることもあるでしょう。



そもそも怒りの大半は、

相手への期待からくるもの。



「○○すべき」、「○○してくれるはず」

などと、

知らぬ間に期待してしまい、

それが思い通りにならなかった時にイライラし、

さらに、

イライラしている自分にイライラするのです。



またその際、

相手の心を深読みして、

「あの言動は、自分に対する当てつけだ」

みたいな、勝手な解釈によって、

イライラの深みにはまる場合もあります。



そして

こちらのネガティブな想念が相手に伝わり、

やがて、

関係性がぎくしゃくする・・。



そんなことが、

あらゆる場面で起こってしまいます。




思うに、

深読みからくる推測は、

ほとんどがこちら側の思い込みです。



「自分だったら○○する」

といった自分の価値基準を相手に求め、

その通りにやらない相手を見て、

「あの人は○○だ」

とレッテルを貼ったり、

「自分に対して○○な感情を抱いているにちがいない」

と、イライラを募らせているだけ。



要は、

他人の価値基準を無視して、

自分で勝手にイライラの原因をつくり出しているのが、

その本質だと思っています。



とすれば、

そのイライラの感情に囚われている時間や、

ストレスによる身体への負荷、

円滑なコミュニケーションが図れないことによる

生産性の低下など、

すべてが無駄と言えるでしょう。



逆に考えると、

1人1人が怒りの感情を(多少なりとも)

コントロールできるようになれば、

生産性は上がるし、

社風も改善されるはず。



そしてそのために、

時には相手への期待値を下げることも必要ですし、

相手は相手の価値基準で生きていることを

肝に銘じておく必要があります。



結局のところ、

他人は変わらない、変われるのは自分だけ

ですので・・。



私(安野)自身、まだまだ

うまく感情をコントロールできている

訳ではありませんが、

自戒を込めて、そんなことを書き記しました。


***************************************


【本日のまとめ】

■ 深読みからくるネガティブな推測は、

  ほとんどが思い込みである。

■ 他人の価値基準を無視して、

  自分で勝手にイライラの原因をつくり出しているのが、

  その本質ではないだろうか。

■ 1人1人が怒りの感情を(多少なりとも)

  コントロールできるようになれば、

  生産性は上がるし、社風も改善されるはず。

posted by 安野 広明 at 22:35| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする