2020年04月30日

Vol.2719「筋力(=変化耐性)を身に付けるために、まずはリハビリ(=ほんの少しの変化)から」


人は、年齢を重ねるにつれ、

思考が凝り固まり、

変化できなくなるものです。



したがって、他者から、


「いまの時代、変化しなければ生き残れないですよ!」


と言われたところで、

何をどうしてよいのか分からない人

が大半だと思います。



少し例えは悪いのですが、

それはあたかも、

長年、寝たきり状態だった人を叩き起こして、

走らせるようなもの。



歩くことすらままならないのに、

いきなり走らせようとすること自体に

無理がありますし、

骨が弱っていれば、

下手をすると骨折してしまうでしょう(汗)。



ですので、

これまで安定に浸りきった人が変化するには、

まずは、筋力をつけるための

リハビリが必要。



そして、その方法としては、


いつもと同じ時間に、

いつもと同じ場所で、

いつもと同じものを食べ、

いつもと同じものを飲む


などといったルーティンに、

毎日、ほんの少しずつ、

変化をつけてみることをおすすめします。



それは例えば、

起床時間・就寝時間を変えてみる、

通勤ルートを変えてみる、

利用するお店を変えてみる、

お店で注文するメニューを変えてみる、

コンビニで買うおにぎりを変えてみる、

自販機で選ぶドリンクを変えてみる、

話し相手を変えてみる、

視聴するテレビ番組を変えてみる、

などなど。



とにかく、自分の中の

慣れ親しんだルーティンに、

意識的に変化をつけ、

行動を変えることによって、

少しずつ世界を広げていくのです。



もしも毎日、

ほんの少しの変化を続けることができれば、

1ヶ月も経つと、

変化耐性という名の筋力

が身に付くでしょう。



そうやってリハビリが終了した(=耐性ができた)人は、

時代の要請によって、


「さあ、走ろう(=変化しよう)!」


となっても、

なんとかついていけるはずです。



少なくとも、

ポキッと骨が折れることはない

と思います(笑)。



逆に言えば、

日常のルーティンすら変えることができない人に、

仕事や人生を大きく変える(=そのためのリスクを取る)

なんてことができるとは、

とても考えられません・・。




もしも

「最近、凝り固まってきたな〜」

と感じるなら、

「変化せねば!」

と焦る前に、まずは、

リハビリ(=ほんの少しの変化)から始めてみては

いかがでしょうか。


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【本日のまとめ】

■ 慣れ親しんだルーティンに、意識的に変化をつけ、

  行動を変えることによって、

  少しずつ世界を広げていく。

■ 日常のルーティンすら変えることができない人に、

  仕事や人生を大きく変える(=そのためのリスクを取る)

  ことはできない。

posted by 安野 広明 at 22:43| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月29日

Vol.2718「混迷期こそ、経営理念(=目的)に立ち戻るタイミング」


「経営理念が大事」


とは、

どの経営本にも書いてある、

使い古された、当たり前のことです。



ただ、当たり前すぎて(?)、

世の中の中小企業は、

あまり経営理念を大事にしてませんし、

それどころか、

まともに経営理念すらつくっていない会社も

散見されます。



もしかすると、

きれいごとにしか聞こえない

のかもしれませんね。



では、その会社は、

経営理念なくして、

何の目的のために存在するのでしょうか?



少し話は変わりますが、

先の大戦について研究した

『失敗の本質』という本の中には、


「目的と手段」を履き違えた時、

組織や集団はあらぬ方向へと突き進む


とあります。



そして、現在のような混迷期

において起こりやすいのも、

この、目的と手段の混同です。



まあ、そもそも、

目的が定まっていなければ、

混同のしようもないのですけど・・。



たまに聞く、


「業績が悪化したので、社員を大量にリストラする」


というのは、一見すると

もっともらしいですが、

これもやはり、

手段が目的化している

と言わざるを得ません。



本来、誰かを不幸にしてまで

経営することが、目的ではない

と思うからです。



まあ、

「きれいごとなんて言ってられない」

といったお気持ちも

分からなくはありませんが、

いま一度、経営の目的である


経営理念に立ち戻るタイミングではないか


と考えています。


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【本日のまとめ】

■ 「目的と手段」を履き違えた時、

  組織や集団はあらぬ方向へと突き進む。

■ いま一度、経営の目的である

  経営理念に立ち戻るタイミングではないだろうか。

posted by 安野 広明 at 20:57| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月28日

Vol.2717「“ソーシャル・ディスタンス”を保ち、“マインド・ディスタンス”を縮める」


現在、

対面でお客様や社内のメンバーに会うことが

制限されている会社は、

少なくないと思います。



弊社の朝礼でも、

先週から試験的にZoomを利用しており、

こういったツールを用いれば、

PCの画面で顔を見ながら話せますので、

必ずしも、直接会う必要はありません。



おそらく、コロナが収束した後も、

この流れは変わらないでしょう。



ただやはり、

画面上と対面とでは、

感じ取れる情報量が異なります。



それは例えば、

相手の微妙な表情の変化だったり、

(喜怒哀楽からもたらされる)雰囲気だったり、

熱量だったり。



そういった、

「心の機微」をないがしろにして、

単に効率化や合理化ばかりを追求すると、

場合によっては、

相手との心の距離が離れてしまう

かもしれません。



コロナ禍では、

「ソーシャル・ディスタンス(=社会的距離)」

は保たなければなりませんが、

その結果として、

「マインド・ディスタンス(=心理的距離)」

を生み出し、

お客様や社内のメンバーとの関係の質が悪化しては、

本末転倒だと思っています。




そこで、今後ますます重要となってくるのが、


相手の心情を想像し、察する力


です。



画面上のやり取りだけで終わらせずに、

少しでも気になる点があれば、

電話やメールやチャットなどで、

個別に細やかな気遣いができるかどうか?



いままで以上に、

そういったことを意識しなければならない

と考えています。




「ソーシャル・ディスタンス」は保ちつつ、

「マインド・ディスタンス」を縮めていきたいものです。


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【本日のまとめ】

■ 今後ますます重要となってくるのが、

  相手の心情を想像し、察する力である。

■ 「ソーシャル・ディスタンス」は保ちつつ、

  「マインド・ディスタンス」を縮めていきたいもの。

posted by 安野 広明 at 23:25| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする