2020年01月13日

Vol.2611「超人的な漫画の作者の仕事術は、超人的では無かった!?」


私(安野)と同世代の男性ならば、

誰もが小・中学生時代に愛読したであろう

集英社の『週刊少年ジャンプ』に、

1976年から、つい3年前まで連載していた、

『こち亀』こと、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

という漫画があります。



アニメや映画にもなったので、

ご存知の方は多いかもしれません。



この作品が凄いのは、

コミックが200巻まであり、

「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」

でギネス記録に認定されただけでなく、


なんと、40年間、

週刊連載を休むことなく継続した

という事実。



人気が無くなれば打ち切りになる

厳しい漫画の世界で、

40年間も人気雑誌に連載を続ける

のは、まさに超人的です。



作者の秋本治氏は、

どれだけハードワーカーなんだろう?

と、以前から気になっていたところ、

たまたま、

『秋本治の仕事術』(秋本治著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4087880109/

というタイトルの本を見つけました。



もちろん、

すでに購入&読了済み。



実は私の中で、秋本氏は、

『こち亀』に登場する主人公の両津勘吉のような、

不規則な生活や徹夜なんて苦にもしない、

豪快でパワフルな人物像

を勝手に思い描いていたのですが、

・・ある意味、期待を裏切られました。



なぜなら、

めちゃくちゃ規則正しいのです(笑)。



一例を挙げると、


▼ 集中力を切らさないコツは、大きな仕事を終えた次の日も、

  何事もなかったかのように、普通に仕事をすること。

▼ ただ〆切に間に合うようにとキツキツで仕事をしていると、

  いつまでたっても時間的な余裕を持つことはできない。

▼ 1本の漫画にかける時間を切り詰めていくことで、

  作品のストックができ、気持ちにも余裕が生まれた。

▼ 時間を切り詰めるコツは、とにかくスケジュールを自分で管理し、

  今日やるべきこと、明日やらなければならないことをすべて把握すること。

▼ 勤務時間は9時から19時までと定めていて、

  昼と夕には食事のための休憩時間が1時間ずつ。

  残業はなるべく少なく、そして徹夜はしないという方針。

  社員はきちんと休みを取り、タイムカードで出退勤管理をしている。

▼ お酒はまったく飲まない。飲めないこともないが、あまり飲みたいと思わない。

▼ 日曜日の夜、普通だと「あー、明日からまた会社か」と思うものだが、

  「明日からまた続きが描ける!」とワクワクしてくる。

  だから、ストレス発散にお酒の力を借りる必要はなかった。

▼ スケジュール管理というのは、仕事の基本中の基本。

  〆切よりも、1週間ほど早く原稿を渡している。

▼ 出されたものは何であれ、こなしていく人こそが、本当の大人。

  苦手だ、自分には合わないといって逃げてちゃダメ。

▼ 最短で成功をつかむためには、回り道を厭わないこと。


などなど。



う〜ん、当初のイメージと違い過ぎる・・。



このことから分かるのは、

継続によって偉業を成し遂げるのに、

人並み外れた体力やエネルギーは要しない

ということです。



言ってしまえば、

秋本氏が行っている習慣に、

特別なものはありません。



(技術面は別として、)

やろうと思えば誰にでもできる習慣

ばかりだと思います。



ただそれを、

仕事を愛し、あくなき情熱を持って、

目の前の1つ1つの仕事に向き合い続けた。



この、

自分の仕事への情熱と日頃の習慣が、

継続できる人と、できない人の分かれ目になっている

ような気がします。




・・ということで、私自身、

派手さはなくとも、

静かな情熱を持続し、淡々とやるべきことをやり、

取組みを継続していきたい

と思った次第です。



本日は、備忘録を兼ねて。


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【本日のまとめ】

■ 継続によって偉業を成し遂げるのに、

  人並み外れた体力やエネルギーは要しない。

■ 自分の仕事への情熱と日頃の習慣が、

  継続できる人と、できない人の分かれ目になっている。



posted by 安野 広明 at 18:51| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする