2019年11月28日

Vol.2565「一人は皆のために、皆は経営理念のために」


松下電器産業(現パナソニック)で副社長を務めた

高橋荒太郎氏は、

「ミスター経営理念」と呼ばれ、

松下幸之助の想いの権化のような人

だったそうです。



どんな会合に出ても、

「経営理念に基づいて仕事せい」

としか言わない。



痺れを切らした組合の幹部が、

「そんなに言われ続けたら、耳にタコができます」

と訴えると、高橋氏は、


「言う方も疲れるわい」


とおっしゃったのだとか。



それほど、

経営理念の大切さを唱え続けたそうです。


(月刊致知2019年12月号を参照)



あまりにレベルが違うので、

便乗するのもおこがましいのですが、

高橋氏のお気持ちは、

なんとなく察することができます。



つまり、言われる側は、

「また同じ話かよ・・」

「もう分かったよ・・」

とうんざりするかもしれませんけど、


一方で、

言う側も疲れるのです(汗)。



しかし、それでもやはり、

社員1人1人に浸透するまで、

しつこく何度も伝え続けなければならないのが、

「経営理念」なんだと思います。



なぜならば、

それが経営の「目的」だからです。




話は変わりますが、

日本代表チームが史上初のベスト8に進出した、

ラグビーワールドカップ。



私(安野)も、完全なるにわかファンとして、

楽しませていただきました。



ところで、ラグビーと言えば、

「One for all , All for one」

の用語が有名ですが、


実はこの言葉、

よく体育の授業などで使われる、

「一人は皆のために、皆は一人のために」

ではなく、正しくは、


「一人は皆のために、皆は一つの目的のために」


という意味なのだそうです。



ここでの「目的」は、

トライのこと。



体格もスキルも異なるメンバーが、

それぞれの役割を理解し、

お互いを信頼しながらトライを決める

というのは、まさに、

団体競技であるラグビーにぴったりの考え方

だと思います。




そして、これを会社に置き換えると、

先にも書いたように、

「経営理念」が「目的」です。



社員1人1人が、

自身の役割を理解し、

互いに支え合いながら、

「経営理念」のために仕事をする。



これぞ会社の理想の姿

ではないでしょうか。




ということで、

「ミスター経営理念」とまではいきませんが、

これからも引き続き、理想を目指して、

自社の「経営理念」や「ビジョン」を、

何度もしつこく語り続けて参ります!(←これが言いたかった 笑)


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【本日のまとめ】

■ 「経営理念」は、社員1人1人に浸透するまで、

  しつこく何度も伝え続けなければならない。

■ 社員1人1人が、自身の役割を理解し、

  互いに支え合いながら、

  「経営理念」のために仕事をするのが、

  会社の理想の姿である。



posted by 安野 広明 at 23:57| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする