2019年11月24日

Vol.2561「時には“電気ショック”も必要です」


先日、子供と一緒に、

地域の防災訓練に参加してきました。



益田消防署の方に、

消火器の使い方を教わったり、

人形を使って胸骨圧迫や人工呼吸を体験したり、

AEDの使い方を教わったり。



特にAEDについては、

中を開けて見たことすらなかったので、

大変参考になりました。



病気や事故はもちろんのこと、自然災害等、

どこで何が起こるか分からないご時世ですので、

大切な人を守るためにも、

必要不可欠な知識だと思います。



ところで、

AEDの講習を受けながら、ふと、


「事業を行う中でも、電気ショックが必要な場面はあるな〜」


と感じました。



それは例えば、

いくら頑張っても儲けが残らず、

お金が回らない状況の時。



人間でいうと、

心拍がほぼ停止し、

体内の血液がうまく循環していない状態

と同じでしょうか。



そういう時、数字(金額)は、

残酷なまでにリアルな経営実態を現しますので、

オーナーとしては、

あまり見たくはないはず。



しかし、そこをあえて、

われわれのような、

経営サポートをする立場の人間が、

あたかも、電気ショックを与えるかのごとく、

現在の数字について、

できるだけ分かりやすく、

数字が苦手なオーナーにも伝わるように説明し、

現実を知っていただくのです。



オーナーによっては、

かなり落ち込んでしまう方もいらっしゃいますし、

伝える方としても辛いのですが、

こればっかりは、避けて通れない

と考えています。



ただし、

そこで終わってはダメ。



現実を踏まえ、

「どこに手を打っていくのか?」

を検討しなければなりません。



もちろん、

答えを持っているのも実践するのも

オーナー自身ではありますが、


われわれが関わることで、

数字を用いて目標値を定めたり、

方針を一緒に考えることによって、

オーナーの頭の中を整理し、

やるべきことを明確にし、

未来に希望を抱いていただくのです。



これは、

「希望提供業(*)」を目指す、

弊社の役割でもあります。


* ご参照下さい。
   ↓
Vol.2509「会計事務所から、“希望提供業”へ」
http://bplan.seesaa.net/article/470654192.html




ということで、これからも、

お客様の明るい未来に少しでも貢献できるよう、

時には、電気ショック的なこと(!?)も行いつつ、

中小企業をサポートしてこうと思った次第。



防災訓練を受けながら、

そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 事業を行う中で、電気ショックが必要な場面はある。

■ 現在の数字について、できるだけ分かりやすく、

  数字が苦手なオーナーにも伝わるように説明し、

  現実を知っていただくのも、その一環。



posted by 安野 広明 at 19:30| 島根 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月23日

Vol.2560「主従の関係は、固定されない」


あくまで個人的な意見ですが、

私(安野)は、

「従業員」という呼び方が

あまり好きではありません。


(ですので、「社員」と呼んでいます)



なぜなら、「従業員」という言葉は、

経営者が「主」、従業員は「従」という、

一方的・固定的な表現だからです。



まあ、確かに、

雇用契約という形式的な意味では

そうなのかもしれませんが、実際に、

仕事をする上では、


主従の関係は固定されるものではない


と思っています。



すなわち、時と場合によっては、

経営者が「従」となり、社員が「主」となる

こともあるのです。



例えば、弊社の場合、

現場でのお客様対応は社員が「主」で、

経営者の私は、

あくまでサポート役(=「従」)

に徹しています。



もちろん、

全社的な方向性を決定する際には、

私が「主」で、社員は「従」となりますが、

このように、

主が従となり、従が主となることがあるのは、

どんな組織でも同じでしょう。




少し話は変わりますが、

ご承知の通り、


「君たち、いいですか〜?

 人という字はねぇ、ひとと、ひととが支え合っているから、

 人なんですよ〜」


とは、

3年B組金八先生の名言です(古い!)。



でも、「人」の字の見方によっては、

「支え合っている」というか、

左側の「主」の棒が、

右側の「従」の棒から一方的に支えられている(=もたれかかっている)

ようにも見えます。



もしも「従」の棒が、

「支えるのは疲れた」

といって離れてしまえば、

「主」の棒は、コテンと倒れてしまうでしょう。



ただし、

逆のことも言えます。



つまり、「主」の棒が、

「分かった、もうあなたは結構だよ・・」と、

愛想を尽かして退いてしまえば、

「主」を支えていたはずの「従」の棒も、

コテンと倒れてしまうのです。



結局、形の上では、

「従」が「主」を支えているように見えても、

実質的には、


相手の存在があるからこそ、それぞれが生かされている


と言えます。



金八先生、なかなか深いですね〜(笑)。




そのように考えると、

社員のお陰で経営者が存在し、

経営者のお陰で社員が存在する

のだから、

そこにはお互い、感謝の気持ちが必要ですし、


さらには、経営者と社員とは、

それぞれが「主」となったり、「従」となることで、

時代の変化にも柔軟に対応できる、

「一枚岩の組織」に近づいていける

のでしょう。



・・そんなことを感じました。


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【本日のまとめ】

■ 時と場合によっては、

  経営者が「従」となり、社員が「主」となる

  こともある。

■ 経営者と社員の、

  それぞれが「主」となったり、「従」となることで、

  「一枚岩の組織」に近づいていけるはず。


posted by 安野 広明 at 23:58| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月22日

Vol.2559「伝統産業に新風を吹き込む、梅乃宿酒造5代目からの学び」


昨日は、

致知出版社主催の『徳望塾』に参加。



毎回、くじ引きでテーブルが決まるため、

新たな出会いがあるのですが、

今回は、私(安野)の目の前の方が、

仙台で13店舗の飲食店を経営されている

というO会長(創業者)でした。



いただいたお名刺に記載された店舗名を眺めていると、

なんだか見覚えのある名前が・・



なんと、今年の6月に、

弊社の社員研修旅行で仙台を訪れた際、

2日目の夜に利用したお店ではないですか(!)



しかもO会長は、

今年の9月に弊社の特別講演会で講師をおつとめいただいた、

S・Yワークスの佐藤芳直先生の勉強会でも、

長年学んでいらっしゃるのだとか。



偶然にしては、

でき過ぎているような気がします。



実は、

先月参加した際にも、

目の前に座られた方が、

天明茂先生が主催される「立命塾」という、

激レア(!?)な塾の卒業生(←私も数年前に卒業)でいらっしゃって、

かつ、

今月、大阪で開催される天明先生と日本経営の小池先生との

コラボセミナーに、たまたま二人とも参加予定

という、偶然っぷり・・。



なんだか最近、

ご縁の「引き」が強くなったみたいです(笑)。




それはさておき、

昨日のゲスト講師は、

奈良にある梅乃宿酒造(*)の、吉田佳代社長。


https://www.umenoyado.com/



120年以上の歴史を持つ酒造メーカー5代目

として、

伝統産業に新風を吹き込み、

業績を7倍に飛躍させた、

その体験や考え方についてお話し下さいました。



吉田社長は、たまたま私と同い年で、

しかも、ご主人が税理士ということもあって、

(勝手に)親しみを感じています。



同世代経営者のご活躍ぶりに、

かなり刺激をいただきました。



以下は、ご講演の中で印象に残った言葉(の一部)です。


▼ アルコールの国内市場は、ビール類が60%、日本酒は6%に過ぎない

  ビールはほぼ4社が独占、日本酒は小さな市場を1500の酒蔵で競っている

▼ ラーメン(一風堂)を食べながら日本酒を飲むのが海外では人気

  → 「ラーメンにはビール」というのは、われわれの思い込み

▼ 日本酒は、飲まず嫌いな人が多い

  → いかにフラットな気持ちで飲んでもらうか

▼ 何が正解とか間違っているとかは無い

▼ 「自分が思っていることと、周りが思っていることが違う」と気づいた時、気持ちが楽になった

▼ リーダーは、「決めない」のが一番の罪悪

▼ 強い想いを持っていたからこそ、周りがサポートしてくれた

▼ 何が何でも叶えたいことは、人に宣言する

▼ 自分がすごいと思う経営者の真似をする

▼ 今がベストでなければ、変えてみる

  → 「昔からやっているから・・」はナンセンス

▼ すべての原因は自分にある

▼ 過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分だけ


などなど。



吉田社長、ありがとうございました!



本日は、備忘録ということで。


posted by 安野 広明 at 23:33| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする