2019年10月28日

Vol.2534「理想や志の見つけ方」


昨日は、


「自己嫌悪の感情は、

 理想の自分と現実の自分とのギャップからくるものであり、

 成長のプロセスにおいては避けて通れない、

 健全なものである」


という趣旨で書かせていただきました。



本日は、その続きです。




「理想を持つ」とか「志を立てる」

とよく聞くけれども、そもそも、

どうすれば自分の理想イメージを描けるのか、

志が見つかるのかが、よく分からない

という方もいらっしゃるかもしれません。



この点に関しては、

幕末の思想家で、

志を立てることの重要性を説いた、

吉田松陰の言葉が参考になると思います。



ご承知の通り、

松陰が塾長として松下村塾で教えたのは、

わずか1年1か月という短い期間

だったにもかかわらず、


足軽の子、商人の子、貧農の子などから、

2名の内閣総理大臣や5名の国務大臣や

大学の創始者などが誕生しました。



もちろん、

高杉晋作や久坂玄瑞など、

渦中で亡くなりはしましたが、

明治維新を動かした逸材もいます。



では、松陰は、

松下村塾で何を教え、

短期間で人材を輩出させたのか?



それが、

「志を立てる」ということでした。




「己が真骨頂を得た後、工夫の道につくべし」


塾生に語った言葉です。



これは、


「まず、決められたこと、やらなければならないことに

 全力で取り組みなさい。

 それは、日々の勉学であったり、布団の上げ下げであったり、

 日常の些事である。

 その些事に全力で取り組むことが、

 志を立てる始まりである。

 それを続けるうちに、

 なぜかときめく仕事、わくわくする些事に必ずぶつかる。

 それが自分の長所=真骨頂である。」


という意味だと、

ある本に書いてありました。


*『ものづくりへの情熱』(佐藤芳直、葛西孝太郎、吉崎誠二 著)参照



つまり、

自分の長所を発見し、

その長所を活かして全力で打ち込んでいれば、

自ずと志は見えてくる

ということです。




まずは、

与えられた仕事に全力で取り組む。



理想を持つにしろ、志を立てるにしろ、

すべてのスタートはそこなんですね。



言い換えると、

理想や志は、どこかに転がっているものではなく、


まずは目の前の仕事に向き合っていくことでしか見つけられない


ということでしょう。




・・自己嫌悪の話からはずいぶん派生しましたが(汗)、

備忘録をかねて書き記しました。



何かのご参考までに。


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【本日のまとめ】

■ 自分の長所を発見し、

  その長所を活かして全力で打ち込んでいれば、

  自ずと志は見えてくる。

■ 理想や志は、

  目の前の仕事に向き合っていくことでしか見つけられない。


posted by 安野 広明 at 05:13| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする