2019年07月31日
Vol.2445「経営計画書でビジョンとお金”の両立を目指す」
「新1万円札の顔」
としても有名になった、
日本実業界の父、渋沢栄一氏が、
「論語と算盤(そろばん)」(*)
と説かれたように、
商売をする上で、「ビジョンとお金」は
両立させる必要があります。
* 論語つまり「倫理」と、算盤つまり「利益」を、
両立させて経済を発展させるという考え方(インターネットより抜粋)
これを言い換えるなら、
「理念と戦略・戦術」
「あり方とやり方」
といったところでしょうか。
もちろん、優先順位が高いのは、
「ビジョン」や「理念」や「あり方」
ですが、
大切なのは、しっかりと
「お金」や「戦略・戦術」や「やり方」も
両立させることだと思います。
例えば、
自己啓発系、つまり、「あり方」系のセミナーや講演会は、
元気が出るし、学びや気付きがあるし、
感動するし、勇気をもらえるし、
自分や自社を見つめ直す上でも、
非常に価値は高いです。
私(安野)自身、一時期、
さんざんセミナーに参加しましたし、
いまでもたまに足を運びますので、
よく分かります。
ただ、そういった、
抽象度高めの勉強だけで
商売において結果を出せるかといえば、
それはまた別の話。
したがって、
「あり方」系のセミナーや講演会にどっぷりとはまり、
それだけで商売を分かった気になるのも、
少し違うのかなと・・。
やはり、両立させるには、
戦略や戦術の勉強が不可欠です。
そしてそのためにも、
自社の「経営計画書」(*)と真剣に向き合うことが、
最も効果的ではないかと考えています。
* http://annokaikei.com/plan
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【本日のまとめ】
■ 「ビジョンとお金」を両立させるには、
戦略や戦術の勉強が不可欠であり、そのためにも、
自社の「経営計画書」と真剣に向き合うことが、
最も効果的ではないだろうか。