2019年07月30日
Vol.2444「記録することで、感情を冷凍保存できる!?」
愛読している月刊致知8月号に、
「知覧からのメッセージ 特攻隊の若者たちが遺したもの」
というテーマで、
知覧特攻平和会館の語り部である川床剛士(かわとこたけし)氏
の記事が掲載されていました。
実は私(安野)は、過去に3回、
川床氏のご講話を現地で拝聴したことがあります。
1回目は1人で、
2回目は社員研修旅行で、
3回目は次世代リーダーの会のメンバーと、
知覧へ訪れたのです。
川床氏の記事を読みながら、
懐かしく思い、当ブログ内で
「知覧」をキーワードに検索をかけてみたところ、
ヒットしたのが以下の通り。
Vol.479「“行動のタイミング”を逃さない」
http://bplan.seesaa.net/article/391361142.html
Vol.565「“余韻に浸る時間”をつくり出す」
http://bplan.seesaa.net/article/398966290.html
Vol.566「“精一杯”のレベルを上げる」
http://bplan.seesaa.net/article/398994950.html
Vol.1476「“知覧ツアー”を決行しました」
http://bplan.seesaa.net/article/444599590.html
Vol.1477「問われることで思考が深まる」
http://bplan.seesaa.net/article/444633149.html
ザッと読み返すだけでも、
訪問した当時の出来事や感情が、
鮮明に蘇ってきました。
おそらく、記録していなければ、
「そういえばこの人(川床氏)の話、聴いたことあるな〜」
程度で終わっていたかもしれません(汗)。
・・ここで大事だと思うのは、
「どこどこで なになにをした」
といった単なる事実ではなく、
「その時に、何を考え、どう感じたか?」
まで記録しておくということ。
あたかも、料理や食材を冷凍保存するかのごとく、
鮮度を保ったまま、
感情を冷凍記録(!?)するのです。
そして、いったん記録さえしてしまえば、
その内容を忘れたとしても、
必要な時に解凍する(=記録を見直す)だけで、
当時の感情が思い起こされます。
その上、食材とは異なり、
何度でもそれを味わうことができますので、
これをやらない手は無いのかなと。
私であれば、当ブログの中に、
過去6年分の日々の出来事が、
感情と紐付いた形で冷凍保存されているようなもの。
いつでも過去の感情にアクセスし、
鮮明に蘇らせ、
心で味わうことができるのだから、
それだけでQOL(=人生や生活の質)は高まりますし、
少しずつ(記録が)積み上がることで、
自己成長の実感にもつながっています。
・・ということで、
起こった出来事に感情を付け加えて記録する
を、習慣にしてみてはいかがでしょうか。
知覧の記事を読みながら、
そんなことを考えました。
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【本日のまとめ】
■ いったん記録さえしてしまえば、
その内容を忘れたとしても、
必要な時に解凍する(=記録を見直す)だけで、
当時の感情を思い起こすことができる。
■ 起こった出来事に感情を付け加えて記録する
を、習慣にしてみてはどうだろうか。