2019年07月20日
Vol.2434「何のために”が強く求められる時代」
先日、ご講演を拝聴した、
アリババ(株)代表取締役社長CEOの香山誠氏
もおっしゃっていましたが、
これからはデータテクノロジーとAI(人工知能)によって、
産業の境目がなくなっていくことが
予測されます。
現に、アマゾンは、
書店のみならず、アパレル、家具、スーパー、百貨店など、
様々な業種・業態を飲み込んでいますし、
その影響(=アマゾンエフェクト)は、
まだまだ拡大していくでしょう。
アマゾン銀行の誕生も、
現実味を帯びてきました。
*ご参照下さい。
↓
『アマゾン銀行が誕生する日〜2025年の次世代金融シナリオ』
https://www.amazon.co.jp/dp/4822289664/
そうなってくると、
もはや誰がライバルなのか分かりませんし、
まさに市場は、混乱状態。
市場トレンドが右に振れたら右へ、
左に振れたら左へといった、
場当たり的な対応を繰り返していると、
やがて体力が尽き、
その他大勢のライバルと共に、
時代の波にのまれてしまう
かもしれません・・。
したがって、
このような混迷期だからこそ大事なのは、
自分たちが「何のために」この仕事を続けているのか?
という根っこの部分です。
この、「何のために」さえ定まっていれば、
あたかも
岩場にしっかりと根を張りながら
海流に合わせてユラユラと揺れる
ワカメや昆布のごとく、
会社として、
時代の荒波にも耐え、生き残ることができる
と考えています。
「何のために」自社が存在するのか?
「何のために」この仕事をするのか?
を、いま一度、
言語化しておくのもよいかもしれません。
そしてその際、
ぜひ、経営計画書(*)をご活用下さいませ!
*http://annokaikei.com/plan
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【本日のまとめ】
■ 混迷期だからこそ大事なのは、
自分たちが「何のために」この仕事を続けているのか?
という根っこの部分。
■ 経営計画書を用いることで、
「何のために」を言語化してみてはどうだろうか。